ニキビが治ったあとに残る赤みや茶色いシミ、デコボコ。ニキビ跡の治療薬は市販薬で十分なのか、皮膚科の薬とは何が違うのか、迷う方は少なくありません。

ニキビ跡には薬でアプローチできるタイプと、薬だけでは対応が難しいタイプがあります。この記事では、タイプごとの見極め方を整理したうえで、市販薬と処方薬の違い、市販薬を自分で選ぶときの見方、皮膚科で用いられる成分、薬を使う際の注意点までを解説します。

ニキビ跡は薬で治せる?ニキビ跡の種類

ニキビ跡には大きく4つの種類があります。赤みと色素沈着は薬でアプローチできますが、クレーター状・ケロイド状の跡は薬だけでは対応できません。まずは自分のニキビ跡がどのタイプか確認してみましょう。

赤みのニキビ跡(炎症後紅斑)

赤みを伴うニキビ跡は、組織そのものは失われていないため、炎症を抑え血流の状態を整えることで変化が期待できるタイプです。

ニキビの強い炎症反応が起こると、炎症を鎮める過程で毛細血管が拡張したまま残ったり、血管そのものが増えたりすることがあります。炎症時に放出されるサイトカイン(炎症物質)の影響で血管の反応が続き、ニキビが治ったあとも皮膚が赤く見える状態です。加えて、炎症を起こした部分は一時的に皮膚が薄くなっているため、下にある血管の色が透けて赤みが目立ちやすくなります。

治療薬としては、抗炎症作用や血行を促す作用をもつ成分が選択肢になります。

茶色いニキビ跡(炎症後色素沈着)

色素沈着を伴う茶色いニキビ跡は、薬でアプローチできますが、赤みよりも改善に時間がかかる傾向があります。

メラニンは本来、紫外線や炎症から肌を保護する働きをもつ色素です。しかし、ニキビの強い炎症が起こるとメラノサイト(色素細胞)が活性化し、必要以上に多くのメラニンが生成されます。その結果、茶色や黒っぽいシミのような跡が残ります。炎症が強かった部分や、ニキビを無理に潰して傷になった部分ほど色素沈着は起こりやすく、跡に紫外線が当たると色が濃くなることもあります。

クレーター状のニキビ跡

クレーターのようにデコボコしたニキビ跡は、薬だけで完全に元通りの滑らかな肌に戻すことは難しいタイプです。

肌は表皮の下にある真皮によって支えられています。ニキビの炎症が真皮や皮下組織にまで達して組織を壊すと、傷ついた部分のコラーゲン線維が失われ、肌が凹んでしまうことがあります。また、治る過程でコラーゲンの生成が追いつかず、組織が欠損してしまうことも、クレーター状のニキビ跡ができる原因のひとつです。

膿をもったニキビや、繰り返し炎症を起こしたニキビは真皮まで深くダメージを与えやすく、このタイプの跡になりやすいとされています。

ただし、まったく手立てがないわけではなく、医療機関での治療の選択肢があります。

しこり・ケロイド状のニキビ跡(肥厚性瘢痕)

盛り上がったしこり・ケロイド状のニキビ跡は、組織が作り変わってしまった状態のため、市販薬では対応が難しいとされています。

コラーゲンが過剰に作られ赤く硬く膨らんだ状態が続くもので、肥厚性瘢痕やケロイドと呼ばれます。自己判断のケアで刺激を与えると悪化する可能性があるため、早めの受診が望まれます。

出典:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」
日本皮膚科学会皮膚科Q&A「肥厚性瘢痕やケロイドはなぜ起こるのでしょう?」

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ニキビ跡の改善にかかる期間の目安

治療薬による変化は、使い始めてすぐに現れるものではありません。個人差がありますが、目安は次のとおりです。

タイプ変化が見えはじめるまでの目安
赤み(炎症後紅斑)数週間〜3か月程度
色素沈着(炎症後色素沈着)3か月〜半年以上
クレーター状のニキビ跡自然な改善はほとんど期待できない
しこり・ケロイド(肥厚性瘢痕)自然な改善はほとんど期待できない

※色素沈着では、メラニンが深い位置にある場合、さらに長引くことがあります

「数日使ったのに変わらない」と感じるのは自然なことです。数ヶ月単位の時間がかかる前提で考えておくことが、治療を続けるうえで大切です。

ニキビ跡の市販薬を選ぶ際に見るべきポイント

ニキビ跡の市販薬を選ぶときは、パッケージを確認すれば、目的に合った薬かどうかを判断できます。

商品の分類(医薬品・医薬部外品・化粧品)

ニキビ関連の商品には、医薬品・医薬部外品・化粧品が混在しています。症状を改善したい場合は医薬品、悪化させないよう整えたい場合は医薬部外品や化粧品という使い分けが基本です。

分類位置づけ期待できること
医薬品有効成分の効果と安全性が承認されている承認された効能・効果の範囲で、症状の改善が期待できる
医薬部外品(薬用化粧品を含む)有効成分が一定の効果をもつと認められている症状の予防や衛生の目的。医薬品より穏やかな作用
化粧品肌を清潔に保ち、健やかに整えるもの症状の改善を目的とした製品ではない

なお、一般用医薬品は、さらに第一類・第二類・第三類に分かれます。第一類は副作用への注意がより必要なため、薬剤師から情報提供を受けて購入します。第二類・第三類は登録販売者からも購入できます。

出典:e-GOV法令検索「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」

効能・効果欄

医薬品のパッケージや添付文書には、「効能・効果」欄があり、その薬で使用が認められている症状が記載されています。

「にきび」と書かれた薬は、今あるニキビに向けたものです。「しみ(日やけ・かぶれによる色素沈着)」なら色素沈着に、「はれ・傷あと」なら傷が治ったあとの赤みやかたさに向けた薬になります。

ニキビ跡に悩む人がニキビ用の薬を選んでしまうケースは少なくないため、対象がニキビそのものか跡かを、購入前に確かめておきましょう。

有効成分欄

「有効成分」欄には、成分名と多くの場合は配合量が記載されています。成分がわかれば、その薬に期待できる働きも読み取れるはずです。ニキビ跡の代表的な成分は、次の章で紹介します。

ニキビ跡のタイプ別・市販薬の成分

有効成分の欄を見るときの手がかりとして、代表的なものを整理します。赤みには炎症を抑えて血行を促す成分、色素沈着にはメラニンの生成を抑えて排出を促す成分が中心になります。

タイプ市販薬で使われる主な成分
赤みビタミンC誘導体、ビタミンE
色素沈着ビタミンC誘導体、L-システイン、アルブチン、プラセンタエキス、角質を柔らかくする成分など
新しいニキビの予防イオウ、サリチル酸、イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、赤みと色素沈着の両方に関わる成分です。抗酸化作用によって炎症を鎮め、コラーゲンの生成を助ける働きがあるとされています。あわせてメラニンの生成を抑える作用も期待されるため、赤みのケアと今後の色素沈着を防ぐ目的の両方で使われることがあります。

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質は本来保湿成分ですが、血行を促進し、皮膚のターンオーバーを促す働きもあります。傷跡の治療薬にも配合され、ニキビ跡の茶色いシミを和らげる目的で使われることがあります。

L-システイン

L-システインはアミノ酸の一種で、メラニンの生成を抑えるとともに、すでにできてしまったメラニンの排出を促す作用があるとされています。ビタミンCと一緒に摂ることで働きを補い合うため、内服薬では両者を配合した製品もあります。

その他の市販薬で使われる成分

上記以外にも、目的に応じて次のような成分が使われます。

  • ビタミンE(トコフェロール)
  • アルブチン・プラセンタエキス
  • 角質を柔らかくする成分
  • 皮脂やアクネ菌に働く成分

ビタミンEは血行を良くし、抗酸化作用で炎症のダメージを緩和するとされる成分です。アルブチンやプラセンタエキスは、メラニンの産生を抑える医薬部外品の美白有効成分として配合されます。角質を柔らかくする成分はターンオーバーを整えてメラニンの排出を促しますが、刺激になりやすいため使用頻度に注意が必要です。イオウやサリチル酸などは、皮脂の詰まりやアクネ菌に働きかけ、新しいニキビを防いで跡を増やさないために使われます。

なお、赤みのある肌はデリケートな状態です。アルコールや香料の刺激が強い製品は避け、低刺激処方や敏感肌向けの製品から選ぶほうが安心です。

出典:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」

皮膚科で処方されるニキビ跡の治療薬

ニキビ跡そのものに対して承認された効能・効果をもつ処方薬は、限られています。色素沈着としこり・ケロイドには承認された薬がありますが、赤みとクレーターに対しては、承認された効能・効果をもつ薬が存在しません。

色素沈着に|ビタミンC・B5の配合剤

アスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウム(ビタミンB5)の配合剤は、効能・効果に「炎症後の色素沈着」が含まれています。

ビタミンCは抗酸化作用とメラニン生成の抑制に、パントテン酸は皮膚の代謝に関わります。市販のビタミンC製剤と同じ成分ですが、医療用は成分含有量や剤形が異なる場合があります。

なお添付文書では、効果が見えないまま何か月も続けるべきではないとされています。一定期間使って変化を確認しながら、続けるかを判断する薬です。

出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「シナール配合錠/シナール配合顆粒 添付文書」

しこり・ケロイドに|ヘパリン類似物質

外用のヘパリン類似物質は、効能・効果に肥厚性瘢痕・ケロイドが含まれる薬です。前述の血行促進と保湿の作用に加え、線維芽細胞(皮膚のコラーゲンを作る細胞)の増殖を抑える作用が動物実験で報告されています。この働きが肥厚性瘢痕・ケロイドへの効果につながると考えられています。

出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ヒルドイドクリーム0.3% 添付文書」

しこり・ケロイドに|トラニラスト(内服)

内服のトラニラストにも、効能・効果にケロイド・肥厚性瘢痕が含まれています。ただし、日本皮膚科学会のガイドラインでは「行ってもよいが推奨はしない」という位置づけです。

一方、ステロイドの局所注射は、選択肢の一つとして推奨されており、ニキビ跡に対する治療のうち、ガイドラインで「推奨する」とされている数少ない方法です。

出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「トラニラストカプセル100mg「トーワ」添付文書」
日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」

赤み・クレーター|承認薬は限られる

赤みのニキビ跡(炎症後紅斑)に対して、承認された効能・効果をもつ処方薬は事実上ありません。ガイドラインでは、炎症後の紅斑に対するビタミンC外用が取り上げられていますが、「行ってもよいが推奨はしない」という位置づけで、保険適用外です。

また、クレーター状のニキビ跡についても、有効な治療がないのが現状であると整理されています。充填剤の注射やケミカルピーリングも同じ位置づけで、保険適用外です。

出典:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」

国内未承認・適応外とされる成分について

インターネット上では、ニキビ跡に関連して国内で未承認の成分や、承認された効能・効果とは異なる目的で用いられる成分の名前を見かけることがあります。たとえば、ハイドロキノンという成分は強力な美白剤で、メラニンを作り出す酵素(チロシナーゼ)を抑制するとされており、一部の自由診療クリニックで取り扱っている場合があります。

国内で承認されていない成分は、副作用が生じた際の公的な救済制度の対象外となります。使用を検討する場合は、取り扱っている医療機関で、期待できることとリスクの両方について十分な説明を受けてから判断することが必要です。

※当院ではニキビ跡の未承認薬や適応外の成分を取り扱っておりません

出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度の給付対象」

市販薬と皮膚科で処方される治療薬の違い

ニキビ跡の治療薬は、市販薬と処方薬のどちらが優れているという関係ではありません。設計されている目的が違います。違いを以下の表にまとめました。

比較項目市販薬皮膚科で処方される薬
成分の選択肢と濃度安全性を優先した範囲・一定の濃度内より広い範囲から選択し、濃度も調整できる
症状の判断購入者が自分で行う医師が診察して行う
費用全額自己負担保険診療の対象となる場合は1~3割の自己負担
向いている状況軽度の赤み・色素沈着のセルフケア症状が重い・範囲が広い・判断に迷う・ニキビが繰り返す場合

それぞれについて、詳しく説明します。

有効成分の種類と配合濃度の違い

市販薬は、購入した人が自分の判断で使うことを前提に設計されています。誰が使っても大きな問題が起きにくい範囲に収める必要があるため、配合できる成分の種類と濃度に一定の枠が設けられています。

一方で処方薬は、医師が症状を確認したうえで成分と濃度を選択します。同じ働きをもつ成分でも、医療用では高い濃度で用いられることがあり、市販されていない成分を選ぶことができます。

医師の診断があるかどうかの違い

ニキビ跡は、赤み・色素沈着・クレーターが同じ部位に混在していることが少なくありません。また、跡だと思っていたものが実はまだ治りきっていないニキビだったというケースもあります。

市販薬ではこの判断を自分で行いますが、処方薬では医師が皮膚の状態を直接確認したうえで、一人ひとりに合った方法を選びます。

費用と保険適用の違い

市販薬は、保険が適用されないため全額自己負担です。一方、医療機関での治療は、保険診療の対象であれば自己負担が年齢や所得に応じて1~3割となります。診察料はかかりますが、薬を長く続ける場合は医療機関のほうが費用を抑えられることがあります。

ただし、ニキビ跡の治療が保険診療の対象となるかは、症状や診断によって異なります。保険が使えない場合は、自由診療での治療が選択肢となります。

対応できる症状の範囲の違い

市販薬で対応が期待できるのは、主に軽度の赤みと色素沈着です。これらは組織が保たれているタイプなので、市販薬の成分でもアプローチの余地があります。一方、跡の範囲が広い場合や、今もニキビが繰り返しできている場合は、市販薬だけでは追いつきません。具体的な受診の目安は後述します。

薬では改善が難しいニキビ跡の治療法

クレーター状・ケロイド状のニキビ跡に対しては、医療機関で次のような治療を行うことがあります。

  • ケミカルピーリング:
    薬剤で角質を取り除き、皮膚の再生を促す
  • 光治療・レーザー治療:
    波長を選んで血管や色素、あるいは皮膚の再生に働きかける
  • マイクロニードル治療:
    微細な針で皮膚に刺激を与え、コラーゲンの産生を促す
  • サブシジョン:
    凹みの原因となっている皮下の癒着を剥離する
  • ステロイド局所注射:
    盛り上がったしこり・ケロイド状の跡に対して行う

これらは多くの場合、自由診療です。当院は保険診療のため対応しておりません。希望する場合は、取り扱いのある美容皮膚科などへご相談ください。

出典:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」

ニキビ跡の治療薬を使うときの注意点

治療薬は正しく使わなければ十分な効果が得られず、副作用が出ることもあります。市販薬・処方薬に共通する注意点をまとめます。

用法・用量を守る

薬の回数を増やせば早く治るというものではありません。自己判断で回数を増やすと副作用のリスクが高まり、減らすと期待した効果が得られないことがあります。指定された用法・用量を必ず守って使用してください。

また前述のとおり、効果が現れるまでには時間がかかる場合があります。数日で「効かない」と判断するのではなく、一定期間使用を続けてみてください。ただし、何か月続けても変化がない場合は、薬が合っていない可能性があるため、医師に相談しましょう。

外用薬は正しい方法で塗布する

塗り薬は、入浴後や洗顔後に肌を清潔にした状態で、適量を塗ります。あわせて次の点に注意しましょう。

  • 傷口やただれた部分には塗らない
  • 指定された量を守る
  • 刺激の強い外用薬は少量から始める
  • 自己判断で使用頻度や濃度を上げない

ニキビ跡用の薬であっても、まだ治りきっていない開いたニキビや、極端に荒れた部分に塗ると刺激になることがあります。また、最初から広い範囲に頻繁に使うと、かえって炎症を起こすこともあります。量や頻度の調整は、医師や薬剤師に相談してから行いましょう。

内服薬は決められた方法で飲む

ニキビ跡治療で処方される内服薬は、水またはぬるま湯で飲むのが基本です。サプリメント感覚でまとめて飲むのは避け、指示された回数に分けて服用します。ビタミンCやパントテン酸は、一度に大量に摂ると吸収されずに下痢の原因となることがあります。服用中にお腹がゆるくなるなどの症状が出た場合は、いったん中止して医師・薬剤師に相談してください。

なお、複数の薬やサプリメントを併用する場合は、成分の重複と相互作用に注意が必要です。処方薬を使っているときは、市販の塗り薬や化粧品を併用してよいか必ず確認してください。

副作用に注意し異常があればすぐ受診する

薬には多少なりとも副作用のリスクがあります。異常を感じたら一度使用を中止し、医師に相談しましょう。

ニキビ跡に用いられる薬では、次のような副作用が起こることがあります。

  • 外用薬:赤み、ヒリつき、乾燥、皮むけ、かゆみ
  • 内服薬:胃腸の不調(食欲不振、下痢など)

軽い症状であれば中止することで治まることもあります。ただし、塗った部分にブツブツとした発疹や強いかゆみが出た場合は、アレルギー反応や刺激性の皮膚炎が起きている可能性があります。使い続けると悪化するおそれがあるため、早めに皮膚科を受診してください。

スキンケアや生活習慣も合わせて見直す

薬を使っていても、睡眠不足や偏った食事が続けば肌の回復力は落ちてしまいます。以下の点もあわせて整えましょう。

  • 洗顔後は刺激の少ない化粧水・乳液で保湿する
  • 刺激の強いピーリングや過度なマッサージは避ける
  • 十分な睡眠とバランスのよい食事を心がける
  • 日焼け止めや日傘・帽子で紫外線を避ける

薬の働きを妨げないためにも、セルフケアや生活習慣が土台になります。

ニキビ跡で皮膚科の受診を検討する目安

セルフケアを続けていても、早めに皮膚科や美容皮膚科クリニックを受診した方が良い場合があります。次のいずれかに当てはまるなら、一度診察を受けることをおすすめします。

市販薬を続けても変化がない場合

市販の塗り薬を使って1〜2週間経っても全く変化がない場合や、内服薬を1か月以上飲んでも改善が感じられないという場合は、今のケアが症状に合っていない可能性があります。

ニキビ跡はできてから時間が経つほど、改善に要する時間が長くなる傾向です。効果が出ないときは、自己判断でケアを続けるのではなく、医師に相談しましょう。

ニキビ跡の症状が重い場合

赤みが顔全体に広がっている、茶色いシミが濃く大きい、クレーター状の跡が多数ある、といった症状は、市販薬で対応できる範囲を超えています。前述の通り、クレーター状のニキビ跡には専門的な処置が必要です。色素沈着が濃い場合も、医療用の高濃度の薬やレーザー治療が有効なことがあります。

ニキビが繰り返しできて跡が増えてしまう場合

今もニキビが次々とでき、跡が増えている状況なら、まずニキビそのものを抑える治療が必要です。

皮膚科では、内服薬と外用薬の組み合わせ、その人に合った方法でニキビの発生をコントロールします。ニキビがおさまれば新しい跡も少なくなり、残っているニキビ跡の治療にも集中できます。

ニキビそのものの治療は保険診療の対象です。跡になってからの治療より、ニキビの段階での治療のほうが保険診療で対応できる範囲が広く、かつ跡を残しにくくなります。

当院は保険診療でニキビのオンライン診療に対応しています。忙しくて通院する時間がない方や、病院の待ち時間を減らしたい方は利用をご検討ください。

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自己判断のケアで肌トラブルが起きた場合

市販の薬や化粧品を使ったケアで、もし皮膚にかぶれや赤み、かゆみなどの異常が出たら、その時点で使用を中止し皮膚科に相談してください。自己流で対処しようとして悪化させると、症状が長引く可能性があります。肌トラブルが起きた場合は原因を確かめる必要があるため、皮膚科の受診を検討しましょう。

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予定までに目立たなくしたい場合

大切な予定までに何とかニキビ跡を目立たなくしたい、できるだけ短期間で治療したい、といった希望がある場合も、美容皮膚科クリニックの利用を検討してください。医療機関では、市販薬にはない濃度や手段を選べるため、市販のケアでは届かない範囲にアプローチできる場合があります。ただし効果や必要な回数には個人差があり、費用も自己負担になります。

まとめ

ニキビ跡には、治療薬でアプローチできるタイプと、薬だけでは難しいタイプがあります。赤みや色素沈着で選択肢となるのは、ビタミンC誘導体やヘパリン類似物質、L-システインを含む市販薬です。一方、クレーター状の跡や盛り上がった跡は、セルフケアに限界があります。

ケアには時間がかかりますが、タイプに合った方法を選べば目立たなくすることは可能です。自分の跡がどのタイプか判断に迷う場合や、セルフケアで変化が見られない場合は、医療機関へ相談しましょう。

また、跡になる前にニキビの段階からしっかりと治療をしておくことも大切です。ニキビがある方は、ニキビ跡の治療と並行してニキビ治療も行いましょう。

当院では、保険適用のオンライン診療でニキビの治療を行っています。年中無休で6~24時で診察を行っており、全国どこからでも受診いただけます。医師とビデオ通話をしながら患部の様子を確認し、医療用の医薬品を処方することも可能です。
料金は、保険価格の受診料にシステム利用料1,000円が加わります。完全予約制で待ち時間もほとんどありません。忙しくて受診する時間がない方や、待ち時間を減らしたい方におすすめのサービスです。

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執筆

患者目線のクリニック編集部

患者目線のクリニック編集部

オンライン診療について

オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療と対面診療の比較表

専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。

※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。

オンライン診療の流れ

受診まで3ステップ

1. Webから
受診日時を予約

Webから受診日時を予約

予約フォームからご希望の日時を選択してご予約ください

2. 診察前に問診を
Webで回答

診察前に問診をWebで回答

予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。

3. 診察に必要な
アプリをインストール

診察に必要なアプリをインストール

予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。

※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。

予約時間になったら医師と診察

予約時間になったら医師と診察

医師からスマホのビデオ通話がかかってきます

※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。

お薬の受け取り

どちらかを選択できます

宅薬便(自宅配送)の場合

お薬をお届け

薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!

(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)

薬局で受け取りの場合

薬局で受け取り

受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬の受け取りが可能です。

診察に必要なもの

  • 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
  • クレジットカード(VISA / JCB / Mastercard ※Apple Pay・Google Payを利用した登録も可)
  • マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
  • (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など

オンライン診療の料金

対面診療時と
大きく変わりません

(例)3割負担の場合の料金

診察料

初診 1,000円 前後

再診 500円 前後

お薬代
(対面診療時と同じ)

※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。

※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。

(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)

※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)

夜間・早朝等加算について

診療報酬点数の算定基準に基づき、

下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、

夜間早朝等加算をいただいております。

平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時

/日曜日・祝日 6~22時

3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。

上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。

自己負担額

・1割負担の方 50円

・2割負担の方 100円

・3割負担の方 150円

一般オンライン診療

内科

風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など

発熱外来

インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など

皮膚科

湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など

アレルギー科

蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など

泌尿器科

尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など

頭痛

片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など

心療内科

ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など

睡眠外来

不眠 など

婦人科

生理痛|月経困難症|PMS|更年期障害 など

漢方外来

つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方

小児科

風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など

その他

ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など

※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。

クリニック紹介

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白月 遼(代表理事)

  • 旭川医科大学 卒業
  • 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医

東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能

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よくある質問

Q オンライン診療に必要なものは何ですか?
A

ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。

Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか?
A

当院のオンライン診療では、内科・皮膚科・泌尿器科・アレルギー科・小児科などのさまざまな症状に対応しています。治療・処方にあたり、検査や処置が必要な場合は対面診療をお願いすることがあります。詳細はお問い合わせください。

Q 来院は不要ですか?
A

初診からオンライン診療を受け付けています。症状によっては、オンライン診療ではなく、外来での受診をお勧めするケースがあります。

Q 対面診療(外来)より高くなりますか?
A

外来時と比べて、診察料は大きな差はなく同水準です。交通費などがかからず、家やオフィスで他のことをしながら待てるので、負担は少ないです。

Q 薬の受け取りは、どうするのですか?
A

受診時に「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択いただきます。「配送」の場合、オンラインで薬局の服薬指導を受けていただき、薬をお届けします。「ご希望の薬局で対面での受け取り」の場合、当院から該当の調剤薬局へ処方箋を送りますので、直接薬局に行き服薬指導を受け、薬を受け取ります。

本記事は一般的情報の提供を目的とし、個別の診断・治療を指示するものではありません。診断・処方・診断書等の可否は医師が判断します。 内容は公開時点の情報で、法令・保険・料金・取扱いは変更されることがあります。緊急症状時は119等へ。 外部サイトの内容は保証いたしません。法令上の責任が認められる場合を除き、当院は本記事に基づく損害につき責任を負いません。