疲れに用いられる漢方薬はある?

「体を休めても疲れが取れない」
「以前より疲れやすくなった」
「毎日だるさが抜けない」

など、疲れやだるさに悩む方は少なくありません。

市販の漢方薬にも、疲労やだるさの改善を目的として用いられるものが数多くありますが、「どの漢方薬を選べばよいかわからない」と迷う方も多いのではないでしょうか。

疲労には、睡眠や休息によって回復する一時的な疲れと、休養をとっても十分に回復せず、疲労が蓄積している状態があります(出典元※1)。後者のように疲労が蓄積した状態が続くと、心身の不調につながることもあるため注意が必要です。

漢方薬は「疲れ」という症状だけでなく、胃腸の状態や不眠、不安感、めまいなどの随伴症状や体力・体質も考慮して選びます。

この記事では、疲れに用いられる代表的な漢方薬8種類を紹介します。それぞれの特徴や症状に応じた選び方、服用時の注意点、医療機関を受診すべき目安についても医師がわかりやすく解説します。

出典元※1:厚生労働省「健康日本21(第二次)最終評価 ③休養」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000845282.pdf

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漢方薬を選ぶ前に知りたい疲れ・だるさの原因

疲れやだるさは、誰にでも起こりうる身近な症状ですが、その原因はひとつではありません。生活習慣によるものから、体の病気やストレスが関係しているものまでさまざまです。

生活習慣の乱れによる疲れ

睡眠不足や過労、不規則な生活が続くと、疲労が十分に回復しないまま蓄積していきます。厚生労働省も、負担を減らし睡眠・休養をしっかりとることが疲労蓄積の予防に効果的だとしています(出典元※1)。特に、時間外労働や休日出勤が続いている場合、栄養バランスの偏った食事が続いている場合には、疲れが取れにくくなることがあります。

体の病気による疲れ

疲れやだるさが長く続く場合には、貧血や甲状腺機能の低下、糖尿病、うつ病など、何らかの病気が背景にあることもあります。これらの病気では、疲労感のほかに、動悸や息切れ、体重の変化、気分の落ち込みなど、疲れ以外の症状を伴うことも少なくありません。思い当たる症状がある場合は、疲れとして様子を見るだけでなく、医療機関での確認が必要です。

ストレスや心理的な負担による疲れ

仕事や家庭でのストレス、人間関係の悩みなど、精神的な負担が続くことも、疲れやだるさの原因となります。体を休めているつもりでも、緊張や不安が続くことで心身の疲労が抜けにくくなることがあります。

このように、疲れの原因は生活習慣、体の病気、ストレスなど多岐にわたります。漢方薬を選ぶ際も、疲れという症状だけでなく、随伴する症状や体質を踏まえて考えることが大切です。

出典元※1:厚生労働省「健康日本21(第二次)最終評価 ③休養」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000845282.pdf

漢方薬が考える「疲れ」(気虚という考え方)

漢方医学では、「疲れ」という状態そのものを一つの病気として捉えるのではなく、体を支えるエネルギーが不足している状態として考えます。

漢方では、生命活動を支えるエネルギーを「気(き)」と呼びます。気は、生まれつき備わっている「先天の気」と、呼吸や食事によって後から補われる「後天の気」からなり、体全体を巡ることで心身の状態を保っているとされます。この気が何らかの原因で消耗したり、うまく作られなかったりすると、体がだるい、疲れやすい、日中に眠気が強い、風邪をひきやすいといった状態が現れます。これを漢方では「気虚(ききょ)」と呼びます(出典元※2)。

気虚の状態にある方は、体力や気力そのものが低下しているため、休んでもなかなか疲れが抜けにくいという特徴があります。また、気虚に加えて、胃腸の弱さが目立つ方、不眠や不安感を伴う方、めまいやふらつきが気になる方など、随伴する症状によってタイプが分かれます。

漢方薬は、こうした気虚の程度や随伴症状、体力の程度を踏まえて選びます。同じ「疲れ」であっても、胃腸の弱さが目立つ方と、不眠や不安感が強い方とでは、適した処方が異なります。

出典元※2:日本東洋医学会「1-4 基本概念 気および気の異常」https://www.jsom.or.jp/kampo/consultation/ki.html

疲れに用いられる漢方薬8選

ここでは、疲れに用いられる代表的な漢方薬8種類を、症状のタイプ別に紹介します。

補中益気湯|疲れやすく気力が出ない方に

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、体力が低下し、胃腸のはたらきが弱って疲れやすい方に用いられる代表的な漢方薬です。「虚弱体質」「疲労倦怠」「病後・術後の衰弱」「食欲不振」「ねあせ」などに用いられます(出典元※3)。

漢方では、気(生命活動を支えるエネルギー)が不足した「気虚」の状態に用いる処方の代表とされ、疲れやすさに加えて、食欲不振や病後・術後の体力低下が気になる方に選択肢となります。倦怠感が中心で、他の随伴症状が比較的少ないタイプの疲れに使いやすい処方です。

このような方におすすめ:

  • 体を休めてもなかなか疲れが取れない
  • 食欲が落ちて元気が出ない
  • 病後や術後で体力が回復しきらない

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出典元※3:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200131D1065_1?user=1

十全大補湯|病後などで体力低下が著しい方に

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)は、病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血といった症状に用いられる漢方薬です(出典元※4)。

補中益気湯と同じく体力を補う目的で使われますが、十全大補湯は消耗の程度がより進み、貧血傾向や手足の冷え、寝汗といった症状が目立つ方に選択肢となります。血色が悪く、顔色にも元気のなさが表れているようなタイプの疲れに向いており、病後・術後で体力が大きく落ち込んでいる場合にも用いられます。

このような方におすすめ:

  • 病後や術後で体力の低下が著しい
  • 貧血気味で顔色が悪い
  • 手足の冷えや寝汗を伴う

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出典元※4:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ十全大補湯エキス顆粒(医療用)添付文書」

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200069D1048_1?user=1

人参養栄湯|疲労に加えて咳や不眠を伴う方に

人参養栄湯(にんじんようえいとう)は、病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血に用いられる漢方薬です(出典元※5)。

十全大補湯と生薬構成が似ており、添付文書上の効能・効果もほぼ共通していますが、人参養栄湯には川芎(せんきゅう)が含まれず、代わりに陳皮(ちんぴ)・遠志(おんじ)・五味子(ごみし)が配合されている点が特徴です。そのため、疲労や貧血傾向に加えて、痰がからむような咳や、眠りが浅いといった症状を伴う方の選択肢として使われることがあります。体力の消耗が進み、複数の症状が重なっているタイプの疲れに用いられる処方です。

このような方におすすめ:

  • 疲労とともに貧血傾向や手足の冷えがある
  • 病後・術後で体力が低下している
  • 咳や眠りの浅さが気になる

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出典元※5:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ人参養栄湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200117D1030_1?user=1

六君子湯|胃腸が弱く食欲不振を伴う方に

六君子湯(りっくんしとう)は、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすい方に用いられる漢方薬です。胃炎、胃アトニー、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐などに使用されます(出典元※6)。

これまで紹介した補中益気湯・十全大補湯・人参養栄湯が全身の体力低下を補うことを主目的とするのに対し、六君子湯は胃腸そのもののはたらきの弱さに重点を置いた処方です。疲れやすさの背景に、食欲不振や胃もたれ、みぞおちのつかえ感がある方に向いています。もともと胃腸が弱く、食べる量が少ないために体力がつきにくいタイプの疲れに選択肢となります。

このような方におすすめ:

  • 胃腸が弱く、食欲が出ない
  • 食後に胃もたれやみぞおちのつかえを感じる
  • 疲れやすく、手足が冷えやすい

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出典元※6:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ六君子湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200141D1034_1?user=1

加味帰脾湯|疲労に不安感・不眠を伴う方に

加味帰脾湯(かみきひとう)は、虚弱体質で血色の悪い方の不眠症、精神不安、神経症などに用いられる漢方薬です(出典元※7)。

体力や気力の低下に加えて、不安感や寝つきの悪さ、眠りの浅さといった精神面の症状を伴う方に向いています。血色が悪く、貧血傾向がある方にも選択肢となります。単に体がだるいというだけでなく、気持ちが落ち着かない、夜になっても頭が冴えて眠れないといった症状が重なっているタイプの疲れに用いられる処方です。

このような方におすすめ:

  • 疲れやすく、体力が低下している
  • 不安感が続いている
  • 寝つきが悪い、眠りが浅い

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出典元※7:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200016D1054_1?user=1

半夏白朮天麻湯|疲労にめまい・立ちくらみを伴う方に

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)は、胃腸が弱く、冷えやめまいを伴う頭痛や体力低下に用いられる漢方薬です(出典元※8)。

胃腸の弱さを背景に、疲れやすさに加えてめまいやふらつき、頭が重い感じなどを伴う方に向いています。体力が比較的低下しており、立ちくらみを起こしやすい方や、胃腸が弱く疲れがたまりやすい方の選択肢となります。

このような方におすすめ:

  • 疲れとともにめまいやふらつきがある
  • 胃腸が弱く、疲れやすい
  • 手足が冷えやすい

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出典元※8:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ半夏白朮天麻湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200124D1022_1?user=1

清暑益気湯|夏バテ・暑さによる疲労に

清暑益気湯(せいしょえっきとう)は、暑気あたりや、暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠、夏やせに用いられる漢方薬です(出典元※9)。

補中益気湯と生薬構成が似ていますが、清暑益気湯は麦門冬(ばくもんどう)や五味子(ごみし)を含み、暑さによって消耗した体力や水分を補う目的で使われる点が特徴です。夏になると決まって食欲が落ちる、体がだるくなる、痩せてしまうといった、季節性の疲労に向いています。冬場の疲れよりも、夏特有の疲労感に対して使い分けるべき処方です。

このような方におすすめ:

  • 夏になると食欲が落ち、体がだるくなる
  • 暑さで体力を消耗しやすい
  • 夏やせをしやすい

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出典元※9:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ清暑益気湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200085D1020_1?user=1

小建中湯|体力が特に低下し、お腹の弱さを伴う方に

小建中湯(しょうけんちゅうとう)は、体質虚弱で疲労しやすく、血色がすぐれず、腹痛、動悸、手足のほてり、冷え、頻尿・多尿などを伴う方に用いられる漢方薬です。小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎などに使用されます(出典元※10)。

お腹を温めて胃腸のはたらきを助けることで、体力そのものを底上げする処方で、特に小さな子どもの虚弱体質にもよく用いられます。成人でも、体力の低下に加えて腹痛やお腹の弱さ、冷えを伴うタイプの疲れに選択肢となります。他の補剤に比べて体力の低下がより著しい方や、胃腸がデリケートな方の選択肢の一つとされています。

このような方におすすめ:

  • 体力が特に低下し、疲れやすい
  • 腹痛やお腹の冷えを伴う
  • 子どもの虚弱体質が気になる

出典元※10:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ小建中湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200072D1058_1?user=1

疲れに用いられる漢方薬の選び方一覧

ここまで紹介した漢方薬を、疲れの現れ方や体質ごとにまとめました。どの漢方薬が自分の症状に合っているかわからない場合は、以下の表を参考にしてください。

症状・体質特徴おすすめの漢方薬
疲れやすく食欲不振がある体力が低下し、胃腸のはたらきも衰えて疲れやすい補中益気湯
病後などで体力低下が著しい貧血傾向や手足の冷え、寝汗などを伴う十全大補湯
疲労に咳や不眠を伴う貧血傾向に加えて、咳や眠りの浅さが気になる人参養栄湯
胃腸が弱く食欲不振を伴う食欲がなく、みぞおちのつかえや胃もたれがある六君子湯
疲労に不安感・不眠を伴う血色が悪く、不安感や寝つきの悪さがある加味帰脾湯
疲労にめまい・立ちくらみを伴う胃腸が弱く、めまいやふらつきを伴う半夏白朮天麻湯
夏バテ・暑さによる疲労夏になると食欲が落ち、体がだるくなる清暑益気湯
体力が特に低下し、お腹の弱さを伴う疲れやすく、腹痛やお腹の冷えを伴う小建中湯

漢方薬は、同じ「疲れ」であっても、胃腸の弱さが目立つのか、不眠や不安感が強いのか、季節による影響があるのかなどによって適した処方が異なります。

市販の漢方薬を服用しても改善しない場合や、どの漢方薬を選べばよいかわからない場合は、自己判断で服用を続けず、医師や薬剤師に相談しましょう。『患者目線のクリニック』の漢方外来では、疲れや倦怠感、食欲低下、めまいなどの慢性的な不調について、スマホから医師に相談できます。

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疲れで漢方薬を服用するときの注意点

漢方薬も医薬品であり、副作用が起こることがあります。また、症状や体質に合わない漢方薬では、十分な効果が得られない場合があります。安全に服用するため、次の点に注意しましょう。

服用後に体調の変化があれば相談する

漢方薬も医薬品のため、体質に合わない場合は、発疹やかゆみ、胃の不快感などが現れることがあります。服用後にいつもと違う症状が出たときは、服用を中止してください。そのうえで、服用した薬を持って医師や薬剤師に相談しましょう。

複数の漢方薬や薬を併用する場合は注意する

複数の漢方薬を併用すると、同じ生薬を重複して摂取してしまうことがあります。特に注意したい生薬の一つが「甘草(かんぞう)」です。

今回紹介した漢方薬の多くにも甘草を含む処方があり、複数の薬を併用すると摂取量が増えて、偽アルドステロン症などの副作用につながることがあります。すでにほかの漢方薬や医薬品を服用している場合は、市販の漢方薬を追加する前に医師や薬剤師へ相談しましょう。

妊娠中・授乳中や持病がある方は医師・薬剤師へ相談する

妊娠中や授乳中は、使用する漢方薬について慎重な判断が必要になる場合があります。また、高血圧や腎臓病、肝臓病などの持病がある方や、ほかの薬を服用している方では、漢方薬の種類や飲み合わせに注意が必要なこともあります。自己判断で市販薬を服用せず、事前に医師や薬剤師へ相談することが大切です。

漢方薬よりも受診を優先したい疲れの症状

疲れやだるさの多くは、休養や生活習慣の見直しによって改善しますが、なかには休養をとっても十分に回復せず、強い倦怠感が長期間にわたって続く場合があります。このような疲労は、慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)と呼ばれる病態が関係していることがあります。慢性疲労症候群では、強い全身倦怠感のほか、微熱やリンパ節の腫れ、頭痛、筋力低下、睡眠障害、思考力や集中力の低下などがみられ、これらの症状が6か月以上にわたって続くとされています(出典元※10)。

市販の漢方薬を服用しても症状が改善しない場合や悪化する場合は、自己判断で服用を続けず、医療機関を受診しましょう。特に、次のような場合には、疲れの背景に別の病気が隠れている可能性があるため、早めの受診が必要です。

  • 休養をとっても疲労感が回復しない状態が長く続いている
  • 疲労のために日常生活や仕事に大きな支障が出ている
  • 体重の急激な減少や増加を伴う
  • 強い動悸や息切れ、発熱を伴う
  • 気分の落ち込みが強く、続いている
  • 市販薬や漢方薬を使用しても改善しない

また、症状が急激に悪化した場合や、救急受診が必要か判断に迷う場合は、お住まいの地域で実施されていれば、救急安心センター事業(#7119)に相談することもできます。医師や看護師、相談員などから、受診の必要性や適切な受診先についてアドバイスを受けられます(出典元※11)。

出典元※10:厚生労働省「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業 事業実施報告書」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000104377.pdf

出典元※11:総務省消防庁「救急車の適時・適切な利用(適正利用)」
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html

オンライン診療でも疲れについて相談できます

「忙しくて医療機関を受診する時間が取れない」
「どの漢方薬を選べばよいかわからない」

という場合は、オンライン診療を利用する方法もあります。

オンライン診療では、疲れが始まった時期や経過、伴う症状、生活習慣、体質、服用中の薬などを医師に相談しながら、漢方薬を含めた治療法について相談できます。また、医師が漢方薬での治療が有効と判断した場合は保険適用で処方を受けられます。

特に、次のような方はオンライン診療が役立つ場合があります。

  • 仕事や家事で通院が難しい
  • 市販薬の選び方に迷っている
  • 自分の症状に合った漢方薬について相談したい
  • 疲れやだるさについて相談したい
  • 継続的に症状を相談したい

一方で、休養をとっても疲労感が回復しない状態が長く続いている場合や、体重の急激な変化、強い動悸や息切れ、発熱などを伴う場合には、疲れ以外の病気が隠れている可能性があります。このような場合は、対面での診察や検査が必要になることがあります。

症状に応じて、オンライン診療と対面診療を適切に使い分けることが大切です。

たとえば『患者目線のクリニック』では、予約から診察・決済・薬の配送までを自宅で完結できます。薬は自宅配送のほか、最寄りの薬局で受け取ることも可能です。年中無休で6時〜24時まで診療しているため、仕事や家事の合間にも受診しやすいのが特徴です。

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まとめ

疲れやだるさの原因は、生活習慣の乱れや体の病気、ストレスなどさまざまです。漢方薬は、疲れと一緒に現れる症状や体質によって選び分けます。だるさが中心なら補中益気湯、胃の不調が目立つなら六君子湯、不安や不眠があるなら加味帰脾湯が選択肢の一例です。

市販の漢方薬を使用しても改善しない場合や症状が悪化する場合は、自己判断で服用を続けず、医療機関を受診しましょう。特に、休養をとっても疲労感が回復しない状態が長く続いている場合や、体重の急激な変化、強い動悸や息切れ、発熱などを伴う場合は、疲れ以外の病気が隠れている可能性があるため、対面での診察や検査が必要になることがあります。

「どの漢方薬を選べばよいかわからない」
「忙しくて受診する時間が取れない」

という方は、オンライン診療で医師に相談することも選択肢の一つです。症状や経過を医師に伝え、漢方薬を含めた適切な治療法について相談しましょう。

『患者目線のクリニック』では、疲れやだるさについても、医師がオンライン診療で対応可能と判断した場合は相談できます。症状の内容や経過、伴う症状などを確認したうえで、必要に応じて漢方薬を含めた治療方針について相談することが可能です。

診療時間は年中無休・6時〜24時のため、仕事や家事・育児で忙しい方でも、自宅や職場などから受診できます。来院や待ち時間が不要なため、「通院の時間が取れない」「待ち時間を減らしたい」という方にもおすすめです。

また、全国どこからでも受診でき、お薬は近隣薬局での受け取り(最短30分)または自宅配送(最短翌日)に対応しています。なお、症状によっては対面診療や検査が必要になるため、医師が症状に応じた受診方法をご案内します。

【忙しい方のための、受診ステップ】

  • 事前準備:専用アプリ『デジスマ診療』をインストールし、保険証と決済情報を登録
  • 診察当日:自宅や外出先など、好きな場所でビデオ通話を待つだけ
  • 受取:処方箋発行後、自宅配送または薬局受け取りが選べます

【費用について】

  • 診察料:保険適用(自己負担割合に応じる)
  • システム利用料:1,000円(税込)
  • お支払い:クレジットカード決済のみ

※お薬代および配送料(配送希望時のみ)は別途発生いたします

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執筆

市川 峰大

市川 峰大

所属: 患者目線のクリニック

滋賀医科大学卒業後、済生会泉尾病院や大阪公立大学医学部附属病院および関連病院で総合内科・腎臓内科・糖尿病内科の診療に携わる。基幹病院の急性期医療で経験を重ねる一方、事業領域にも関わる経験を持つ。現在は緩和医療に従事し、病状はもちろん、生活や背景にも寄り添った診療を大切にしている。日本専門医機構認定内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医。

オンライン診療について

オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療と対面診療の比較表

専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。

※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。

オンライン診療の流れ

受診まで3ステップ

1. Webから
受診日時を予約

Webから受診日時を予約

予約フォームからご希望の日時を選択してご予約ください

2. 診察前に問診を
Webで回答

診察前に問診をWebで回答

予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。

3. 診察に必要な
アプリをインストール

診察に必要なアプリをインストール

予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。

※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。

予約時間になったら医師と診察

予約時間になったら医師と診察

医師からスマホのビデオ通話がかかってきます

※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。

お薬の受け取り

どちらかを選択できます

宅薬便(自宅配送)の場合

お薬をお届け

薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!

(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)

薬局で受け取りの場合

薬局で受け取り

受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬の受け取りが可能です。

診察に必要なもの

  • 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
  • クレジットカード(VISA / JCB / Mastercard ※Apple Pay・Google Payを利用した登録も可)
  • マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
  • (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など

オンライン診療の料金

対面診療時と
大きく変わりません

(例)3割負担の場合の料金

診察料

初診 1,000円 前後

再診 500円 前後

お薬代
(対面診療時と同じ)

※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。

※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。

(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)

※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)

夜間・早朝等加算について

診療報酬点数の算定基準に基づき、

下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、

夜間早朝等加算をいただいております。

平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時

/日曜日・祝日 6~22時

3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。

上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。

自己負担額

・1割負担の方 50円

・2割負担の方 100円

・3割負担の方 150円

一般オンライン診療

内科

風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など

発熱外来

インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など

皮膚科

湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など

アレルギー科

蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など

泌尿器科

尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など

頭痛

片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など

心療内科

ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など

睡眠外来

不眠 など

婦人科

生理痛|月経困難症|PMS|更年期障害 など

漢方外来

つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方

小児科

風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など

その他

ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など

※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。

クリニック紹介

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白月 遼(代表理事)

  • 旭川医科大学 卒業
  • 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医

東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能

詳しくはこちら
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よくある質問

Q オンライン診療に必要なものは何ですか?
A

ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。

Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか?
A

当院のオンライン診療では、内科・皮膚科・泌尿器科・アレルギー科・小児科などのさまざまな症状に対応しています。治療・処方にあたり、検査や処置が必要な場合は対面診療をお願いすることがあります。詳細はお問い合わせください。

Q 来院は不要ですか?
A

初診からオンライン診療を受け付けています。症状によっては、オンライン診療ではなく、外来での受診をお勧めするケースがあります。

Q 対面診療(外来)より高くなりますか?
A

外来時と比べて、診察料は大きな差はなく同水準です。交通費などがかからず、家やオフィスで他のことをしながら待てるので、負担は少ないです。

Q 薬の受け取りは、どうするのですか?
A

受診時に「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択いただきます。「配送」の場合、オンラインで薬局の服薬指導を受けていただき、薬をお届けします。「ご希望の薬局で対面での受け取り」の場合、当院から該当の調剤薬局へ処方箋を送りますので、直接薬局に行き服薬指導を受け、薬を受け取ります。

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