頻尿に用いられる漢方薬はある?
「トイレが近くて、外出するたびにトイレの場所を気にしてしまう」
「夜中に何度も目が覚めてトイレに行ってしまい、ぐっすり眠れない」
「加齢とともに、以前より排尿の回数が増えた気がする」
など、頻尿に悩んでいる方は少なくありません。
市販の漢方薬にも、頻尿の改善を目的として用いられるものがあります。しかし、「頻尿にはどの漢方薬を選べばよいかわからない」と迷う方も多いのではないでしょうか。
頻尿の原因は一つではありません。膀胱にためる機能そのものが乱れている場合(過活動膀胱など)、前立腺肥大症などによって尿をうまく出し切れず残尿が増える場合、水分の摂りすぎや夜間の尿量増加によって尿量そのものが多くなっている場合など、さまざまな要因が考えられます(出典元※1)。
漢方薬は「頻尿」という症状だけでなく、冷えやむくみ、疲労感、排尿時の痛みなど、随伴症状や体質も考慮して選びます。
この記事では、頻尿に用いられる代表的な漢方薬7種類を紹介します。それぞれの特徴や選び方、服用時の注意点、医療機関を受診すべき目安についても医師がわかりやすく解説します。
出典元※1:日本泌尿器科学会「尿が近い、尿の回数が多い ~頻尿~」https://www.urol.or.jp/public/symptom/02.html
頻尿の定義と原因とは?
頻尿にはさまざまな原因があり、原因によっては漢方薬が治療の選択肢になることがあります。一方で、別の病気が隠れている場合もあるため、まず頻尿の背景を見極めることが大切です。
頻尿の定義
一般的には、朝起きてから夜寝るまでの排尿回数が8回以上になると頻尿とされています。ただし、1日の排尿回数には個人差があり、水分摂取量や気温、生活習慣などによっても変わってくるため、回数だけで一概に判断できるものではありません。回数が8回以下であっても、本人が「排尿回数が多い」と感じている場合には頻尿といえます(出典元※2)。
頻尿の背景には、尿意切迫感を伴う過活動膀胱、前立腺肥大症などによる残尿の増加、水分の摂りすぎや夜間の尿量増加による多尿、ストレスなど心理的な要因といった、さまざまな病態が関係していることがあります。突然の激しい排尿痛や血尿、発熱などを伴う場合には、感染症など別の病気が隠れていることもあるため、漢方薬だけで様子を見ず、まず頻尿の原因を確認することが大切です。
出典元※2:日本泌尿器科学会「尿が近い、尿の回数が多い ~頻尿~」https://www.urol.or.jp/public/symptom/02.html
頻尿の原因
頻尿は、何か一つの病気の名前ではなく、さまざまな原因によって起こる症状です。ここでは、代表的な原因を4つに分けて紹介します。
膀胱にためる働きの異常(過活動膀胱など)
頻尿の原因として多いのが、膀胱に尿をためる働きがうまくいかなくなることによるものです。代表的なものが過活動膀胱で、尿意切迫感(急に強い尿意を感じ、我慢することが難しい状態)を主な症状とし、これに頻尿や夜間頻尿を伴うことが多いとされています。加齢とともに患者数が増える傾向があり、膀胱の神経や筋肉の変化、女性ホルモンの低下、男性では前立腺の状態などが発症に関係していると考えられています(出典元※3)。
出典元※3:日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」
https://japanese-continence-society.or.jp/information/guidelin/1114/
日本泌尿器科学会「尿が近い、尿の回数が多い ~頻尿~」https://www.urol.or.jp/public/symptom/02.html
前立腺肥大症などによる残尿の増加
男性の場合、前立腺肥大症によって尿の通り道が狭くなり、一度に出し切れる尿の量が減ることで頻尿が起こることがあります。膀胱の中に尿が残っている状態(残尿)が続くと、実質的に尿をためられる容量が減るため、少ない尿量でもすぐに尿意を感じやすくなります。前立腺肥大症は過活動膀胱を合併することも多く、両方の要因が重なって頻尿が悪化するケースもあります。
尿量そのものが増えることによるもの(多尿・夜間多尿)
水分やカフェイン、アルコールの摂りすぎによって尿量そのものが増え、頻尿につながることがあります。また、夜間にだけ尿量が増える「夜間多尿」も、夜間頻尿の主な原因の一つです。加齢に伴うホルモン分泌の変化のほか、糖尿病や心不全、腎臓の機能低下、睡眠時無呼吸症候群といった全身の病気が背景にある場合もあります(出典元※4)。
出典元※4:日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会「夜間頻尿診療ガイドライン第2版」
https://japanese-continence-society.or.jp/information/guidelin/407/
ストレスなど心因性のもの
明らかな病気が見つからない場合でも、ストレスや緊張、不安などの心理的な要因によって頻尿の症状が強く現れることがあります。特に、外出前やここぞという場面で急にトイレが近くなる場合には、心因性の頻尿が関係していることもあります。ただし、心因性と決めつける前に、膀胱や前立腺などの病気が隠れていないかを確認することも大切です。
頻尿の原因は一つとは限らず、複数の要因が重なっていることも少なくありません。頻尿が続く場合や日常生活に支障が出ている場合は、自己判断で様子を見続けず、原因を確認することが大切です。
頻尿に用いられる漢方薬7選
頻尿に用いられる漢方薬にはさまざまな種類があり、頻尿の原因や体質、伴う症状によって適した処方が異なります。ここでは、市販薬としても使用されることが多い代表的な漢方薬を、症状別に7つ紹介します。
八味地黄丸|加齢に伴う下半身の冷えや排尿の変化がある方に
八味地黄丸(はちみじおうがん)は、疲れやすく、四肢が冷えやすい方で、尿量が減少したり、逆に多尿になったりする方に用いられる代表的な漢方薬です。医療用漢方製剤の添付文書では、疲労・倦怠感が著しく、尿量減少または頻数、口渇があり、手足に冷感と熱感を交互に感じる方の、腎炎や糖尿病、坐骨神経痛、腰痛、膀胱カタル、前立腺肥大、高血圧などに伴う諸症状に用いるとされています。
高齢に伴って、夜間に何度もトイレに起きる、尿の出が悪い、下肢がしびれるといった症状が重なっている方に選択肢となる処方です。腰痛や下肢の冷え、しびれなど、泌尿器以外の症状を伴う場合にも用いられることがあります。
このような方におすすめ:
- 加齢とともに排尿の回数や尿の出方が変化してきた
- 手足が冷えやすい、または冷えと熱感を交互に感じる
- 腰痛や下肢のしびれを伴う
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八味地黄丸について|効果・副作用・飲み方を医師が解説
出典元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ八味地黄丸エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200121D1045_1?user=1
牛車腎気丸|むくみや下肢の症状を伴う頻尿に
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、八味地黄丸に牛膝(ごしつ)と車前子(しゃぜんし)という2つの生薬を加えた処方です。添付文書では、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少または多尿で時に口渇がある方の下肢痛、腰痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみに用いるとされています。
八味地黄丸と比べて、下肢のむくみや痛みがより強い方に用いられる傾向があります。医療用の添付文書には、動物実験を根拠とした「頻尿に対する作用」の項目が設けられており、膀胱の収縮頻度に関わる薬理作用が報告されています。また、2022年に発行された「過活動膀胱診療ガイドライン第3版」でも、過活動膀胱に対する薬物療法の一つとして牛車腎気丸が取り上げられており、頻尿に用いられる漢方薬の中では比較的エビデンスの蓄積がある処方といえます。
このような方におすすめ:
- 下肢のむくみや痛み、しびれを伴う頻尿がある
- 高齢に伴って足腰の冷えや排尿の変化を感じる
- 肩こりや耳鳴りなど、高血圧に伴う随伴症状もある
出典元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ牛車腎気丸エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200025D1029_1?user=1
清心蓮子飲|疲れやすく胃腸が弱い方の頻尿に
清心蓮子飲(せいしんれんしいん)は、体力中等度以下で胃腸が弱く、全身倦怠感があり、口や舌が乾く方で、尿が出しぶる、あるいは排尿の際に不快感がある方に用いられる漢方薬です。添付文書では、全身倦怠感があり、口や舌が乾き、尿が出しぶるものの残尿感、頻尿、排尿痛に用いるとされています。
不安感やイライラなど、精神的な症状を伴う頻尿にも用いられることがあり、体力があまりない方、胃腸が弱い方に向いた処方です。
このような方におすすめ:
- 胃腸が弱く、疲れやすい
- 口や舌が乾きやすい
- 頻尿とともに残尿感や排尿痛がある
出典元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ清心蓮子飲エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200086D1033_1?user=1
猪苓湯|排尿痛や残尿感を伴う頻尿に
猪苓湯(ちょれいとう)は、体力を問わず使用でき、尿量減少や排尿痛、口渇を伴う方に用いられる漢方薬です。添付文書では、尿量減少、小便難、口渇を訴えるものの次の諸症として、尿道炎、腎臓炎、腎石症、淋炎、排尿痛、血尿、腰以下の浮腫、残尿感、下痢に用いるとされています。
体力にかかわらず使いやすい処方で、排尿時の痛みや残尿感が目立つ膀胱炎様の症状を伴う頻尿に選択肢となります。
このような方におすすめ:
- 排尿時に痛みがある
- 残尿感が気になる
- 尿量が少なく、口が渇きやすい
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猪苓湯について|効果・副作用・飲み方を医師が解説
出典元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ猪苓湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200103D1101_1?user=1
六味丸|のぼせにくい高齢者の頻尿に
六味丸(ろくみがん)は、八味地黄丸から体を温める生薬(附子・桂皮)を除いた処方です。添付文書では、疲れやすくて尿量減少または多尿で、時に口渇があるものの次の諸症:排尿困難、頻尿、むくみ、かゆみに用いるとされています。
八味地黄丸が冷えの強い方に向くのに対し、六味丸はのぼせやすい、あるいは冷えがそれほど目立たない高齢者の頻尿に用いられる傾向があります。
このような方におすすめ:
- 高齢に伴って頻尿やむくみが気になる
- 冷えよりものぼせを感じやすい
- 肌のかゆみを伴うことがある
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六味丸について|効果・副作用・飲み方を医師が解説
出典元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ六味丸エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200146D1029_1?user=1
竜胆瀉肝湯|体力があり熱感を伴う頻尿に
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)は、比較的体力があり、下腹部の筋肉が緊張しやすい方に用いられる漢方薬です。添付文書では、比較的体力があり、下腹部筋肉が緊張する傾向があるものの次の諸症:排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけに用いるとされています。排尿痛や残尿感、尿の濁りなどの排尿トラブルに使われる処方で、頻尿を伴う場合にも用いられることがあります。
体力が充実し、下腹部に熱感や炎症傾向がある方に向いており、体力が低下している方や胃腸が弱い方には不向きとされています。
このような方におすすめ:
- 比較的体力があり、下腹部に熱感がある
- 排尿痛や尿の濁りを伴う
- おりもの(こしけ)を伴うことがある
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竜胆瀉肝湯について|効果・副作用・飲み方を医師が解説
出典元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ竜胆瀉肝湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200142D1047_1?user=1
猪苓湯合四物湯|皮膚の乾燥や貧血傾向を伴う頻尿に
猪苓湯合四物湯(ちょれいとうごうしもつとう)は、猪苓湯に、血を補う四物湯を組み合わせた処方です。添付文書では、皮膚が枯燥し、色つやの悪い体質で胃腸障害のない人の次の諸症:排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿に用いるとされています。
猪苓湯と共通する排尿症状に加えて、皮膚の乾燥や顔色の悪さ、貧血傾向といった血虚(けっきょ)の症状を伴う方に向いている点が、猪苓湯との違いです。
このような方におすすめ:
- 猪苓湯と同様に頻尿や残尿感がある
- 皮膚が乾燥しやすい
- 顔色が悪い、貧血傾向がある
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猪苓湯合四物湯について|効果・副作用・飲み方を医師が解説
出典元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ツムラ猪苓湯合四物湯エキス顆粒(医療用)添付文書」
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/5200104D1025_1?user=1
頻尿に用いる漢方薬の選び方
ここまで紹介した漢方薬を、頻尿の特徴や体質ごとにまとめました。どの漢方薬が自分の症状に合っているかわからない場合は、以下の表を参考にしてください。
| 症状・体質 | 特徴 | おすすめの漢方薬 |
|---|---|---|
| 加齢に伴う下半身の冷えがある | 手足が冷えやすく、腰痛やしびれを伴うことがある | 八味地黄丸 |
| むくみや下肢の痛みが目立つ | 下肢のむくみ、痛み、しびれを伴うことがある | 牛車腎気丸 |
| 疲れやすく胃腸が弱い | 全身倦怠感があり、口や舌が乾きやすい | 清心蓮子飲 |
| 排尿痛や残尿感がある | 尿量が少なく、口が渇きやすい | 猪苓湯 |
| のぼせやすく冷えが目立たない | 高齢に伴う頻尿で、肌のかゆみを伴うことがある | 六味丸 |
| 体力があり熱感を伴う | 下腹部の熱感や尿の濁りを伴うことがある | 竜胆瀉肝湯 |
| 皮膚の乾燥や貧血傾向がある | 猪苓湯と似た排尿症状に加え、顔色の悪さを伴う | 猪苓湯合四物湯 |
市販の漢方薬を服用しても頻尿が改善しない場合や、どの漢方薬を選べばよいかわからない場合は、自己判断で服用を続けず、医師や薬剤師に相談しましょう。
特に、血尿や強い排尿痛、発熱を伴う場合や、急に尿が出にくくなった場合には、感染症など別の病気が隠れている可能性があります。漢方薬だけで様子を見続けず、早めに医療機関を受診することが大切です。
頻尿で漢方薬を服用するときの注意点
漢方薬も医薬品であり、副作用が起こることがあります。また、症状や体質に合わない漢方薬では、十分な効果が得られない場合があります。安全に服用するため、次の点に注意しましょう。
副作用が出たら服用を中止して相談する
前述のとおり、漢方薬は症状や体質に合うものを選ぶことが前提です。体質に合わない場合などには、漢方薬でも副作用が起こることがあります。今回紹介した漢方薬の添付文書では、発疹やかゆみ、胃の不快感、下痢などが副作用として挙げられています。いつもと違う症状が出た場合は服用を中止し、医師や薬剤師に相談しましょう。
複数の漢方薬や薬を併用する場合は注意する
複数の漢方薬を併用すると、同じ生薬を重複して摂取してしまうことがあります。特に注意したい生薬の一つが「甘草(かんぞう)」です。
今回紹介した漢方薬のうち、清心蓮子飲と竜胆瀉肝湯には甘草が含まれており、甘草を含む薬を複数併用すると摂取量が増えて、偽アルドステロン症(血圧上昇やむくみ、低カリウム血症などを伴う)につながることがあります。また、八味地黄丸や牛車腎気丸には体を温める生薬「附子(ぶし)」が含まれているため、これらを含む製剤同士を併用する場合には特に注意が必要です。
すでにほかの漢方薬や医薬品を服用している場合は、市販の漢方薬を追加する前に医師や薬剤師へ相談しましょう。
妊娠中・授乳中や持病がある方は医師・薬剤師へ相談する
妊娠中や授乳中は、使用する漢方薬について慎重な判断が必要になる場合があります。また、高血圧や腎臓病、肝臓病などの持病がある方や、ほかの薬を服用している方では、漢方薬の種類や飲み合わせに注意が必要なこともあります。
自己判断で市販薬を服用せず、事前に医師や薬剤師へ相談することが大切です。
漢方薬だけに頼らず受診すべき頻尿の症状
頻尿は、明らかな病気が見つからない場合もありますが、膀胱や前立腺、腎臓などの病気が原因となっていることもあります。特に、血尿や発熱、強い痛みを伴う場合には、感染症など別の病気が隠れている可能性があるため、原因を確認することが重要です。
市販の漢方薬を服用しても症状が改善しない場合や悪化する場合は、自己判断で服用を続けず、医療機関を受診しましょう。特に、次のような場合には、オンライン診療だけでは適切な判断が難しく、泌尿器科などで対面の診察や検査が必要になることがあります。
- 血尿がある
- 発熱や強い痛みを伴う
- 急に尿が出にくくなった、または尿が出なくなった
- 頻尿が長く続く、または徐々に悪化している
- 体重減少など、原因不明の全身症状を伴う
- 市販薬や漢方薬を使用しても改善しない
頻尿はストレスなどが関係することもありますが、最初から「ストレスによるもの」と決めつけることは避けましょう。特に症状が続く場合や上記のような症状を伴う場合には、膀胱や前立腺、腎臓などに治療が必要な病気がないか確認することが大切です。
また、症状が急激に悪化した場合や、救急受診が必要か判断に迷う場合は、お住まいの地域で救急安心センター事業(#7119)が実施されていれば、電話で相談することもできます。医師や看護師、相談員などから、受診の必要性や適切な受診先についてアドバイスを受けられます(出典元※5)。
出典元※5:総務省消防庁「救急安心センター事業(#7119)」
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html
オンライン診療でも頻尿について相談できます
「忙しくて医療機関を受診する時間が取れない」
「どの漢方薬を選べばよいかわからない」
という場合は、オンライン診療を利用する方法もあります。
オンライン診療では、頻尿が始まった時期や経過、伴う症状、体質、服用中の薬などを医師に相談しながら、漢方薬を含めた治療法について相談できます。
特に、次のような方はオンライン診療が役立つ場合があります。
- 仕事や家事で通院する時間を取れない
- 自分の症状に合った漢方薬について相談したい
- 頻尿や排尿の悩みについて相談したい
- 継続的に症状を相談したい
一方で、血尿や発熱、強い痛みを伴う場合や、急に尿が出にくくなった場合、頻尿が長く続いて悪化している場合には、膀胱や前立腺、腎臓などの病気が隠れている可能性があります。このような場合は、泌尿器科などで対面の診察や検査が必要になることがあります。
症状に応じて、オンライン診療と対面診療を適切に使い分けることが大切です。
たとえば『患者目線のクリニック』では、予約から診察・決済・薬の配送までを自宅で完結できます。薬は自宅配送のほか、最寄りの薬局で受け取ることも可能です。
まとめ
頻尿には、膀胱にためる働きの異常(過活動膀胱など)、前立腺肥大症などによる残尿の増加、水分の摂りすぎや夜間の尿量増加、ストレスなど、さまざまな要因が関係します。漢方薬を使用する場合も、頻尿そのものだけでなく、冷えやむくみ、排尿痛、皮膚の乾燥や貧血傾向などの随伴症状や体質に合わせて選ぶことが大切です。
市販の漢方薬を使用しても改善しない場合や症状が悪化する場合は、自己判断で服用を続けず、医療機関を受診しましょう。特に、血尿や発熱、強い痛みを伴う場合や、急に尿が出にくくなった場合は、泌尿器科などで対面の診察や検査が必要になることがあります。
「どの漢方薬を選べばよいかわからない」
「忙しくて受診する時間が取れない」
という方は、オンライン診療で医師に相談することも選択肢の一つです。症状や経過を医師に伝え、漢方薬を含めた適切な治療法について相談しましょう。
『患者目線のクリニック』では、頻尿の悩みについても、医師がオンライン診療で対応可能と判断した場合は相談できます。症状の内容や経過、伴う症状などを確認したうえで、必要に応じて漢方薬を含めた治療方針について相談することが可能です。
診療時間は年中無休・6時〜24時のため、仕事や家事・育児で忙しい方でも、自宅や職場などから受診できます。来院や待ち時間が不要なため、「通院の時間が取れない」「待ち時間を減らしたい」という方にもおすすめです。
また、全国どこからでも受診でき、処方された薬は近隣薬局での受け取り(最短30分)または自宅配送(最短翌日)に対応しています。なお、症状によっては泌尿器科などでの対面診療や検査が必要になるため、医師が症状に応じた受診方法をご案内します。
【忙しい方のための、受診ステップ】
- 事前準備:専用アプリ『デジスマ診療』をインストールし、保険証と決済情報を登録
- 診察当日:自宅や外出先など、好きな場所でビデオ通話を待つだけ
- 受取:処方箋発行後、自宅配送または薬局受け取りが選べます
【費用について】
- 診察料:保険適用(自己負担割合に応じる)
- システム利用料:1,000円(税込)
- お支払い:クレジットカード決済のみ
※お薬代および配送料(配送希望時のみ)は別途発生いたします
オンライン診療について
オンライン診療と対面診療の違い
専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。
※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。
オンライン診療の流れ
2. 診察前に問診を
Webで回答
予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。
3. 診察に必要な
アプリをインストール
予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。
※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。
予約時間になったら医師と診察
医師からスマホのビデオ通話がかかってきます
※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。
お薬の受け取り
どちらかを選択できます
薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!
(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬の受け取りが可能です。
診察に必要なもの
- 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
- クレジットカード(VISA / JCB / Mastercard ※Apple Pay・Google Payを利用した登録も可)
- マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
- (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など
オンライン診療の料金
大きく変わりません
(例)3割負担の場合の料金
診察料
初診 1,000円 前後
再診 500円 前後
お薬代
(対面診療時と同じ)
※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。
※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。
(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)
※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)
夜間・早朝等加算について
keyboard_arrow_down
診療報酬点数の算定基準に基づき、
下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、
夜間早朝等加算をいただいております。
平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時
/日曜日・祝日 6~22時
3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。
上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。
自己負担額
・1割負担の方 50円
・2割負担の方 100円
・3割負担の方 150円
一般オンライン診療
風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など
インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など
湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など
アレルギー科
蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など
尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など
片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など
ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など
不眠 など
つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方
風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など
その他
ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など
※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。
クリニック紹介
白月 遼(代表理事)
- 旭川医科大学 卒業
- 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医
東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能
詳しくはこちら
よくある質問
Q オンライン診療に必要なものは何ですか? keyboard_arrow_down
ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。
Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか? keyboard_arrow_down
当院のオンライン診療では、内科・皮膚科・泌尿器科・アレルギー科・小児科などのさまざまな症状に対応しています。治療・処方にあたり、検査や処置が必要な場合は対面診療をお願いすることがあります。詳細はお問い合わせください。
Q 来院は不要ですか? keyboard_arrow_down
初診からオンライン診療を受け付けています。症状によっては、オンライン診療ではなく、外来での受診をお勧めするケースがあります。
Q 対面診療(外来)より高くなりますか? keyboard_arrow_down
外来時と比べて、診察料は大きな差はなく同水準です。交通費などがかからず、家やオフィスで他のことをしながら待てるので、負担は少ないです。
Q 薬の受け取りは、どうするのですか? keyboard_arrow_down
受診時に「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択いただきます。「配送」の場合、オンラインで薬局の服薬指導を受けていただき、薬をお届けします。「ご希望の薬局で対面での受け取り」の場合、当院から該当の調剤薬局へ処方箋を送りますので、直接薬局に行き服薬指導を受け、薬を受け取ります。
本記事は一般的情報の提供を目的とし、個別の診断・治療を指示するものではありません。診断・処方・診断書等の可否は医師が判断します。 内容は公開時点の情報で、法令・保険・料金・取扱いは変更されることがあります。緊急症状時は119等へ。 外部サイトの内容は保証いたしません。法令上の責任が認められる場合を除き、当院は本記事に基づく損害につき責任を負いません。
