肝臓内科

  • 日本肝臓学会認定肝臓専門医の
    院長による診療

  • 新橋徒歩1分

  • セカンドオピニオンも実施

※セカンドオピニオンについては、お電話にてお問い合わせください

ご案内

肝臓は沈黙の臓器と言われるように、自覚症状が出にくいのが特徴です。だからこそ、早期発見・早期治療が非常に重要となります。
当院は、東京都より「肝臓専門医医療機関」として指定を受けているクリニックです。肝臓専門医で ある院長が、お一人おひとりの患者さんと向き合い、最善の治療法を提案します。
健康診断で肝機能の異常が指摘された方、B型・C型肝炎の治療、脂肪肝、肝硬変など、肝臓に関するお悩みをご相談ください。保険診療にて、検査や治療を行っていきます。また、セカンドオピニオン (自費診療)もお受けいただけます。

院長よりメッセージ

患者目線のクリニック銀座新橋 院長 林 公博

皆様、こんにちは。患者目線のクリニック銀座新橋院長の林です。

私は日本肝臓学会認定肝臓専門医として、肝臓・胆のう・膵臓疾患の診断と治療に長年携わってまいりました。
これらの臓器は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が現れにくいことが特徴です。そのため、定期的な検査による早期発見と適切な管理が非常に重要となります。

私は、これまで健康診断で肝機能の異常値を指摘されているのにも関わらず、放置してしまった結果、肝臓の機能を取り戻せない状態(肝硬変)になってしまう患者さんを見てきました。肝硬変が進むと全身の臓器不全につながることに加え、肝がんの発症リスクが上がってしまいます。
肝臓疾患の正しい知識を啓蒙し、亡くなる患者さんを減らしたい」、そのような思いで、日々診療をしています。

当院では、最新の医療知識と経験を活かし、肝炎、脂肪肝、胆石症、膵炎など、肝胆膵領域の様々な疾患に対応しております。
超音波検査装置や詳細な血液検査の他、必要に応じて連携医療機関でのCT・MRI検査なども迅速に手配し、総合的な診断を行っています。

新橋駅から徒歩1分という好立地を活かし、お忙しい方でも通院しやすい環境を整えております。
定期的な健康管理から具体的な症状のご相談まで、どうぞお気軽にご来院ください。

肝臓・胆のう・膵臓の健康は、全身の健康に直結します。
「何となく調子が悪い」「健康診断で指摘された」など、小さな変化にも耳を傾け、患者様一人ひとりに寄り添った医療を提供してまいります。

皆様の健やかな毎日をサポートできれば幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

患者目線のクリニック銀座新橋
院長 林 公博

日本消化器病学会 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会認定 内視鏡専門医
日本肝臓学会認定 肝臓専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療 認定医
難病指定医(東京都)

肝臓とは

肝臓は、私たちの身体の中で最も大きく、体重の約50分の1の大きさを占めています。肝臓の働きは主に3つあり、
(1)代謝 (2)解毒作用 (3)胆汁の生成・分泌です。どれも重要な役割を果たしており、異常のサインを放置してしまうと、慢性肝炎から肝硬変、肝がんなどを引き起こす恐れがあります。

対象疾患

  • 1 肝機能障害(精査)

    肝機能障害とは、血液検査で肝機能の異常値を示す事を指します。
    肝機能障害となる原因として、脂肪肝、ウイルス、ホルモン値異常、自己免疫疾患、薬剤などがあります。
    初期症状では自覚症状がないことがほとんどですが、放置すると肝硬変、肝がんにつながることもあります。迷わず受診をしましょう

    肝機能障害
  • ※脂肪肝について
    脂肪肝は、肝臓に脂肪が蓄積されてしまった状態です。
    脂肪肝の患者さんのうち、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などの代謝機能障害を伴う場合は、代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)と診断されます。MASLDは、お酒をほとんど飲まない人でも、アルコール性肝疾患と同じように肝硬変や肝がんへと進行するリスクがあります。以前は非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼ばれていましたが「non-alcoholic」という名称が誤解や社会的な偏見を生む可能性があるため、呼び名が変更されました。
    MASLDは、単なる脂肪の蓄積に留まらず、肝臓に炎症や線維化を伴い、より重篤な状態へと進行することがあります。この状態は代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)と呼ばれ、以前の非アルコール性脂肪肝炎(NASH)から名称が変わりました。
    肝臓の病気というと、お酒の飲みすぎやウイルス性肝炎を思い浮かべる方が多く、「脂肪肝くらいなら大丈夫」と考えてしまいがちです。しかし、MASLDと診断された方のうち、約20~30%はMASHに進行すると推定されています。脂肪肝は放置すると、知らない間に肝硬変や肝がんへと進行するリスクがある病気です。少しでも気になる方は、放置せずに一度ご相談ください。早期に発見し、適切な治療や生活習慣の改善を行うことが重要です。

  • 2 慢性肝炎(B型慢性肝炎・C型慢性肝炎)

    慢性肝炎とは、肝臓の炎症が最低6ヵ月以上持続している肝臓の炎症です。
    B型慢性肝炎は、B型肝炎ウイルスが原因、C型慢性肝炎は、C型肝炎ウイルスが原因となって発症したものを指します。
    ほとんどの場合は無症状ですが、全身のけん怠感、食欲不振、疲労などの漠然とした症状がみられることもあります。
    慢性肝炎は、肝硬変のほか、最終的には肝がんや肝不全に進行することがあります。発症していなくても、発がんリスクがありますので、定期的なフォローが推奨されます。

  • 3 原発性胆汁性胆管炎(PBC:Primary Biliary Cholangitis)

    肝臓内の胆管が自己免疫によって破壊され、胆汁うっ滞(胆汁の流れが停滞した状態)を生じる慢性の肝臓病です。
    脂肪の消化・吸収を促進する胆汁は、肝細胞で作られ胆管内へ分泌され、胆のうに蓄えられます。胆管細胞の構造が破壊されると胆汁分泌が障害され、肝臓内に胆汁成分がたまって肝障害を引き起こします。
    原因として自己免疫的機序(異物を排除する免疫系が自身の細胞や組織を攻撃してしまう現象)が考えられていますが、明らかではありません。
    非常に進行は遅く、7-8割の方は、無症状がほとんどですが、主な症状には皮膚のかゆみや倦怠感があり、進行すると肝硬変、肝不全に至り、黄疸や腹水が症状として現れる場合があります。
    中年以降の女性に多い病気です。男女比は約1:4で、20歳以降に発症し、50~60歳に最も多くみられます。慢性甲状腺炎、シェーグレン症候群などの自己免疫性疾患や膠原病を合併しやすいのが特徴です。現在は治療薬により病気の進行を遅らせるなど、適切な治療で健やかな生活を送ることが可能です。

診療の流れ

  • 初回受診
    問診・診察
  • 2回目以降
    腹部エコー、採血、検査結果説明、精密検査、生活指導、内視鏡検査 など

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