脂質異常症とは?

脂質異常症とは血液中の脂質が異常値となる状態で、特にLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が多すぎる、またはHDL(善玉)コレステロールが少なすぎる状態を指します。

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血中の脂質ってどんなもの?

血中にある脂質はコレステロールと中性脂肪に分かれます。コレステロールは細胞やホルモンの成分として必要不可欠なもので、LDLコレステロール(悪玉と言われることもあります)とHDLコレステロール(善玉と言われることもあります)の二種類があります。また中性脂肪は体内のエネルギーの貯蔵を行う働きがあります。

脂質異常症の定義は?

上述の通りコレステロールと中性脂肪は体に不可欠なものです。しかしながら過剰になれば動脈硬化などのリスクとなります。血液中の脂質の異常値はLDLコレステロール値が140mg/dL以上、HDLコレステロール値が40mg/dL未満、中性脂肪値が空腹時で150mg/dL以上、随時採血で175mg/dL以上とされています。

脂質異常症を放置するとどうなるの?

脂質異常症にはそれ自体で自覚症状はありませんが、放置することで動脈硬化が進行する可能性があります。この動脈硬化が進むことで心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な病気を引き起こす可能性があります。中性脂肪が急激に増加することで急性膵炎を発症することもあり、これも重症になる可能性があります。そのため脂質異常症は早期発見・早期治療が必要なのです。そして脂質異常症の予防・治療のためには食事療法が不可欠です。

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卵の栄養素とコレステロール

「卵は一日一個まで」ということを聞いたことはありますか?卵は栄養価が高いため、脂質異常症の患者では過剰なコレステロール摂取になる可能性があります。では卵にはどのような成分が含まれているのでしょうか?

卵の栄養成分は何があるの?

卵には食物繊維とビタミンC以外のほぼすべての栄養素が含まれており、完全栄養食といっても過言ではありません。特にタンパク質が多く含まれ、加えて炭水化物がほぼ含まれないことからダイエットには理想的な食材です。また各種ビタミンとミネラルも多く含まれています。

卵に含まれるコレステロールとその量は?

完璧な食材のように思える卵ですが、その豊富な栄養には注意点があります。卵、特に卵黄にはコレステロールが多く含まれており一般的な卵一つには約210mgのコレステロールが含まれています。食事から摂取するコレステロールは1日300mg以内が推奨されており、卵2つで一日の推奨量を超えることになります。

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脂質異常症の人が卵を食べる際の注意点

卵は豊富な栄養を含む食材ですが、コレステロールが特に多く含まれていることから脂質異常症の患者の方は摂り方に注意が必要です。ここでは適切な卵の摂り方に関して解説していきます。

健康な人では卵は何個食べていいの?

大多数の健康な人では一日卵二個程度の摂取では血中のコレステロール値は上昇しないとされています。そして健康な人では一日一個までの卵の摂取では心筋梗塞などの心疾患のリスクを高めることはないとされています。ただ健康な人でも一部卵などの食事から摂取されるコレステロールによって血中コレステロールが上昇しやすいことが報告されています。そのため健康な人でも摂りすぎには注意が必要でしょう。

脂質異常症の人は卵を何個食べていいの?

実は脂質異常症の人が食べられる卵の量に関しては未だに議論が続いています。一部の議論では食事からのコレステロール摂取を控える必要はないとされていますが、この解釈には注意が必要であり結論とするのには時期尚早だと考えられます。上述した通り健常者でも食事摂取により血中コレステロールが著明に上昇する群が存在しており、食事中のコレステロールと血中コレステロールの関係は単純なものではありません。そのため脂質異常症患者では特に卵などのコレステロール値の高い食事を制限することは有効と考えられます。特に1ヶ月程度卵や内臓類(レバーなど)のコレステロール値が高い食事を制限することで血中コレステロール値が減少するようであれば、食事中のコレステロール値の制限が特に効果的なタイプであるといえるでしょう。いずれにしても健常者と同じように卵の摂取は多くても1日1個までに制限するほうが健康のために有意義でしょう。また1日に卵を多く取った場合でも、週の摂取量を減らすなどで調整は可能です。

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卵黄・卵白の摂取制限はある?

卵は卵黄(黄身)と卵白(白身)に分かれていますが、コレステロールを多く含むものは黄身になります。対して白身にはコレステロールはほぼ含まれておらずタンパク質が主成分になります。そのため卵黄のとりすぎは制限する必要がありますが、卵白に関しては制限は不要と考えられます。特に卵白は良質なタンパク源として有用であり、卵黄を抜いた卵料理も数多くあるため食事療法には欠かせない食材といえるでしょう。

魚卵は問題ない?

いくらやタラコ、数の子などの魚卵は種類によりますがコレステロール値が多い食材になります。そのため鶏卵と同じように摂取量には気をつける必要があります。ただ具体的な制限量を提示するのは難しいため、摂取回数に気をつけるようにするのがいいでしょう。

脂質異常症の食事療法

脂質異常症の患者では卵や魚卵の摂取量に注意が必要なことを説明してきました。それでは具体的に脂質異常症のの方はどのような食事を行えばいいのでしょうか?以下に詳しく解説していきます。

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食事療法の基本

脂質異常症の食事療法は、血中脂質のバランスを整え、動脈硬化や心血管疾患のリスクを低減するために重要です。以下に、基本的なポイントをまとめました。

エネルギー摂取と適正体重の維持

適正体重を維持するために、総エネルギー摂取量を管理します。必要なエネルギー量の数値は以下のHPなどで簡単に調べることができます。

日本医師会:1日に必要なカロリー 推定エネルギー必要量

総エネルギーを超えないように過食を避け、バランスの良い食事を心がけましょう。

脂質の質と量に注意

総エネルギーに占める脂質の割合は20~25%が目安です。特に、飽和脂肪酸(動物性脂肪やバターなど)の摂取を控え、不飽和脂肪酸(魚油や植物油など)を積極的に摂取しましょう。また、トランス脂肪酸(マーガリンやショートニングを含む食品)の摂取も控えることが推奨されます。

コレステロールの摂取制限

卵黄、レバー、魚卵などコレステロールを多く含む食品の摂取を控えめにしましょう。

食物繊維の積極的な摂取

野菜、海藻、きのこ類、大豆製品など、食物繊維を豊富に含む食品を積極的に摂取することで、コレステロールの吸収を抑制し、排出を促進します。

炭水化物と糖質の管理

炭水化物の摂取割合は総エネルギーの50~60%が目安です。特に精製された糖質や甘い菓子、飲料の摂取を控えるようにしましょう。

食塩の摂取制限

脂質異常症と高血圧は合併することで心疾患のリスクがあがります。高血圧の予防のため、1日の食塩摂取量は6g未満が推奨されます。加工食品や外食の際には塩分量に注意し、減塩を心がけましょう。

アルコールの適度な摂取

アルコールは中性脂肪を増加させる可能性があります。適度な摂取を心がけ、過剰な飲酒は避けましょう。

卵の適切な摂り方

まず卵黄を減らすようにしましょう。かわりに卵白を多く使った食事を選ぶことでコレステロールを減らしつつ、不足しがちなタンパク質を補うことができます。特に高齢者ではタンパク質が不足しがちであり、タンパク質不足から筋肉量の低下につながることがあります。ただし腎臓疾患などがある場合はタンパク質の量も制限する必要があるため、その場合は医師に相談するようにしましょう。

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脂質異常症で気をつけるべき食事

卵などのコレステロールを多く含む食品以外にも脂質異常症の患者が気をつけるべき食事があります。具体的には揚げ物や加工肉といった飽和脂肪酸を多く含む食事、スナック菓子などのトランス脂肪酸を多く含む食事、ジュースやお菓子などの糖質が多く含まれる食事や飲料は食べ過ぎには注意する必要があります。またアルコールも摂りすぎには注意が必要です。

脂質異常症で取るべき食事

脂質異常症の患者では上記食事を避け、代わりに取るべき食事があります。具体的には不飽和脂肪酸を多く含む青魚や食物繊維を多く含む海藻やきのこ類になります。また大豆には食物繊維とタンパク質が多く含まれているので摂取を増やすことをオススメいたします。

脂質異常症の食事以外の治療法は?

ここまで脂質異常症の食事療法について説明してきました。ですが食事療法以外にも脂質異常症の治療法はあります。

運動療法との併用が効果的

脂質異常症の基本的な治療には食事療法に加えて運動療法も重要です。特に薬物療法を行う前に食事と運動の生活習慣を改善する必要があり、また薬物療法と並行して続けていく必要があります。運動療法といっても過度な運動を行う必要はなく、息が軽く上がる程度のウォーキングなどの有酸素運動を1日30分程度継続的に行うことが推奨されています。大事なことは無理せず継続することですので、日々の通勤で一駅分歩くなどの生活に運動を組み込むことが大事です。

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内服薬治療も検討しても良い

ただ生活習慣改善だけでは限界があります。またコレステロールが体質的に上がりやすい方もいるため、その場合は内服治療の併用も必要になってきます。脂質異常症でも患者ごとにあった薬剤選択が必要であり、また定期的な検査が必要になります。内服治療の開始時期と薬剤選択に関しては主治医と相談するようにしましょう。

脂質異常症が気になったら当院でご相談ください。

以上、脂質異常症と卵について説明させていただきました。上記解説を読んで「自分は脂質異常症なのか?」「自分にあった治療法は?」などの疑問点が出た場合は、当院へ気軽にご相談ください。

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オンライン診療について

オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療と対面診療の比較表

専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。

オンライン診療の流れ

webから受信日時を予約

webから受信日時を予約

予約フォームからご希望の日時を選択してご予約ください。

診察前に問診をWebで回答

診察前に問診をWebで回答

予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。

診察に必要なアプリをインストール

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予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。

予約時間に医師と診察

予約時間に医師と診察

予約時間になったら、スマホのビデオ通話で診察します。
※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。

お薬の処方

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「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択できます。

お会計

お会計

登録したクレジットカードより診察後にお引き落としさせていただきます。

診察に必要なもの

  • 診察時に必要なM3デジカルスマート診察券をインストールしたスマホ
  • クレジットカード
  • マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
  • (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など

料金

通常の対面診療時と大きく変わりません。

(例)3割負担の場合の料金

(診察内容によって料金は異なります)

初診

1,000円前後

再診

500円前後

※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。

※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。
(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)

※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)

夜間・早朝等加算について

診療報酬点数の算定基準に基づき、

下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、

夜間早朝等加算をいただいております。

平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時

/日曜日・祝日 6~22時

3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。

上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。

自己負担額

・1割負担の方 50円

・2割負担の方 100円

・3割負担の方 150円

ご利用者様の声

30代 女性

通院だと予約しても待ち時間が非常に長く億劫でしたが、今回のオンライン診療は待ち時間が全くありませんでした。また、薬(処方箋取得)目的のためだけに時間を割いて病院に行くのは面倒でしたが、その負担も軽減されました。

50代 男性

仕事を休んで病院へ行く事がなかなかできないので、好きな場所でスキマ時間に受診できるオンライン診療は本当に助かります。

40代 女性

とても丁寧でオンラインなのに本当に良く診ていただき、話もゆっくり聞いていただきました。普通のクリニックにはいけないです!

10代 男性

土日に診察してもらえるので、とても助かりました。体調が悪い時に病院で長い待ち時間がなく、家で過ごせるのでとても良いと思います。

一般オンライン診療

内科

風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|新型コロナウイルス感染症・後遺症 など

呼吸器内科

長引く咳|喘息|COPD など

皮膚科

湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫(検査済みの方)|円形脱毛症(AGA除く)など

アレルギー科

蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など

泌尿器科

尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など

頭痛外来

片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など

心療内科

ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など

睡眠外来

不眠 など

小児科

風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など

※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。

※以下のような診断書類は心療内科・睡眠外来では発行していません。

傷病手当金支給申請書|休職・復職・病状説明のための診断書|自立支援医療に係る医師の診断書(重度かつ継続に関する意見書含む)|精神障害者福祉手帳に係る医師の診断書|猟銃・美容師などの資格取得書類 など

クリニック紹介

クリニックの地図

溝尾 朗(院長)

  • 千葉大学医学部 卒業
  • 資格:医師、日本内科学会認定総合内科専門医、日医認定産業医

白月 遼(代表理事)

  • 旭川医科大学 卒業
  • 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医

東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能

詳しくはこちら
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よくある質問

Q オンライン診療に必要なものは何ですか?
A

ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。

Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか?
A

診療内容のセクションに記載されている症状であれば、オンライン診療で対応可能です。ご不明な場合はお気軽にお問い合わせください。

Q 来院は不要ですか?
A

オンライン診療では来院の必要はありません。ご自宅など、お好きな場所から受診いただけます。

Q 対面診療(外来)より高くなりますか?
A

通常の対面診療時と大きく変わりません。システム利用料として別途1,000円をいただきます。

Q 薬の受け取りは、どうするのですか?
A

処方薬はご自宅に配送されます。最短で翌日にお届けします。配送料は別途かかります。

本記事は一般的情報の提供を目的とし、個別の診断・治療を指示するものではありません。診断・処方・診断書等の可否は医師が判断します。 内容は公開時点の情報で、法令・保険・料金・取扱いは変更されることがあります。緊急症状時は119等へ。 外部サイトの内容は保証いたしません。法令上の責任が認められる場合を除き、当院は本記事に基づく損害につき責任を負いません。