肝臓・胆のう・膵臓内科

  • 日本肝臓学会認定肝臓専門医の
    院長による診療

  • 連携施設での
    CT/MRI実施可

  • 新橋徒歩1分

※当院は東京都肝臓専門医療機関であり、地域の医療機関からのご紹介をお受けいたします。
また、必要に応じてさらに高度な医療機関をご紹介いたします。

ご案内

肝臓・胆のう・膵臓内科では、名の通り、肝臓・胆のう・膵臓などの消化器についての診察を行います。
必要に応じて、超音波検査や採血、連携施設でのCTやMRI検査などをお受けいただけます。
症状がなくても、健康診断や人間ドックなどで異常を指摘された場合は保険適用となりますので、お気軽にご受診ください。

臓器別対象疾患

    肝臓

  • 1 肝機能障害(精査)

    肝機能障害とは、血液検査で肝機能の異常値を示す事を指します。
    肝機能障害となる原因として、脂肪肝、ウイルス、ホルモン値異常、自己免疫疾患、薬剤などがあります。
    肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、初期症状では自覚症状がないことがほとんどです。しかし、放置すると肝硬変、肝がんにつながることもあります。

    肝機能障害
  • ※脂肪肝(ASH/NAFLD/NASH)
    肝細胞の5%以上に脂肪化が認められる肝臓を脂肪肝と呼びます。脂肪肝のうち、アルコールの飲みすぎによるものを、「アルコール性脂肪肝」、さらにアルコールによって炎症が起きた状態を、「アルコール性脂肪肝炎(ASH)」と呼びます。近年、「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」が増加しており、大半は、病気が進行しない「非アルコール性脂肪肝(NAFL)」で推移しますが、「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」に進行してしまう方がいらっしゃいます。

  • 2 慢性肝炎(B型慢性肝炎・C型慢性肝炎)

    慢性肝炎とは、肝臓の炎症が最低6ヵ月以上持続している肝臓の炎症です。
    B型慢性肝炎は、B型肝炎ウイルスが原因、C型慢性肝炎は、C型肝炎ウイルスが原因となって発症したものを指します。ほとんどの場合は無症状ですが、全身のけん怠感、食欲不振、疲労などの漠然とした症状がみられることもあります。
    慢性肝炎は、肝硬変のほか、最終的には肝臓がんや肝不全に進行することがあります。発症していなくても、発がんリスクがありますので、定期的なフォローが推奨されます。

    胆のう

  • 3 胆のう結石

    胆のう内にコレステロールなどが石のように固まった状態を胆のう結石(または胆石症)と呼びます。
    胆のう結石ができる原因ははっきりとしていませんが、胆汁を構成する成分(胆汁酸、コレステロール、胆汁色素のビリルビン)のバランスが崩れることが原因と考えられており、これらは生活習慣が大きく影響するとされています。
    胆のう結石の多くは無症状で経過しますが、腹痛などを起こすことがあります。食後、特に夕食後や夜中にお腹が痛くなった、油ものを食べるとお腹や背中が痛くなる、などの症状が出たら受診をおすすめいたします。

  • 4 胆のうポリープ

    胆のうポリープとは、胆のうの粘膜から胆のうの内側に発生した隆起のことを指します。
    人間ドックなどで腹部の超音波検査を行った際に、無症状で偶然見つかることが多いです。
    このほとんどはコレステロールを主成分とする良性のコレステロールポリープですが、ごく一部に悪性もしくは悪性化するのものがあり、胆のうがんとの鑑別を要するものがあります。

    胆のうポリープ

    膵臓

  • 5 膵嚢胞性疾患

    膵臓にできる腫瘍の中で液体を多く含む袋状の病変を、膵嚢胞性疾患と言います。
    人間ドックなどで、CTや腹部の超音波検査を行った際に、無症状で偶然見つかることが多いです。
    代表的な膵嚢胞性疾患として、IPMNがあります。

    膵嚢胞性疾患
  • 6 慢性膵炎

    慢性膵炎とは、膵臓の正常な細胞が壊れ、膵臓が線維に置き換わる疾患です。
    慢性膵炎の原因は、アルコールが最も多く、喫煙や脂質異常症などが知られています。初期段階の症状は、腹痛が主です。慢性膵炎が進行すると膵臓機能が低下し、消化不良をともなう下痢や体重減少、糖尿病の発症や悪化が生じます。

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