膀胱炎とは?

膀胱炎とは、尿を一時的に貯めておく臓器である膀胱に細菌感染などが起こることで炎症を起こす病気です。膀胱炎は誰でも起こり得る病気ですが、なかには膀胱炎を繰り返すかたがいらっしゃいます。

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膀胱炎の症状

膀胱炎の主な症状は、排尿時の違和感や痛み(排尿時痛)、トイレに何回も行きたくなる(頻尿)、尿に濁りや血が混じる、などがあります。また場合によっては下腹部の痛みや違和感を覚えることもあります。

急性膀胱炎と再発性(慢性)膀胱炎の違い

急性単純性膀胱炎とは1回目の膀胱炎を指します。この場合抗生剤などによる治療で比較的簡単に治療は完了します。ですが場合によって数ヶ月ごとに膀胱炎を繰り返すことがあり、その場合再発性膀胱炎と言われます。再発性膀胱炎は中年から更年期の女性に多く見られます。

複雑性膀胱炎とは?

また同じように膀胱炎を繰り返す病態に複雑性膀胱炎があります。複雑性膀胱炎は腎臓から膀胱に繋がり尿を出す一連の経路(尿路)に何らかの異常があったり、また糖尿病や神経因性膀胱などの他疾患が膀胱炎の原因となったりする疾患で、再発性膀胱炎と同じく膀胱炎を繰り返します。ですが複雑性膀胱炎の場合は、原因となる疾患の治療が第一の治療になります。

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膀胱炎が繰り返し起こる原因

ここまで頻度と原因別で膀胱炎を説明してきました。ここからは明らかな原因となる疾患がなくても繰り返す再発性膀胱炎に関して説明します。

抗生剤が効きづらい

膀胱炎の治療として抗生剤を用いることがあります。この抗生剤を最後まで飲みきらない、自己判断で不適切に使うなどを繰り返すことで膀胱炎の原因菌が抗生剤に耐性をつけることがあります。耐性がつくと抗生剤治療に反応しづらくなり、治療に期間がかかる、完全に治しきらないなどとなり膀胱炎が繰り返す原因となり得ます。

生活習慣によるもの

また膀胱炎を繰り返しやすい生活習慣も存在します。

水分補給が少ない

少ない水分量は膀胱炎を繰り返す原因となります。これは水分が少ないと尿の量が減り、膀胱に入り込む細菌を洗い流すことができにくくなり、細菌の繁殖の原因になるためです。

排尿回数が少ない

排尿を我慢することも膀胱炎を繰り返す原因となります。尿を我慢することで膀胱内で細菌を洗い流すことができず、細菌が繁殖する可能性が高くなるからです。

排便による影響(ウォッシュレットも含む)

排便も膀胱炎の原因となります。特に女性は肛門と尿道が近いため排便後のトイレットペーパーの拭き方によって細菌が尿道から感染しやすくなります。トイレットペーパーは後ろから前へ拭くのではなく、前から後ろへ拭くようにしましょう。またウォッシュレットも肛門を拭く前に使用することで膀胱炎を起こしやすくなります。

性生活による影響

性交により細菌が尿道に感染しやすいことも原因として挙げられます。これは尿道と膣が隣接していることが原因です。

妊娠によるもの

妊娠も膀胱炎のリスクとなりえます。これは妊娠で尿路が圧迫されることで排尿で細菌を洗い流す効果が減ることが原因です。

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繰り返す膀胱炎の治療

抗生物質の使用

まず第一に行われる治療が抗生剤の内服です。約1週間程度、適切な抗生剤を内服することで治療を行うことができます。注意点としては抗生剤で症状が軽減したとしても、途中で抗生剤の内服を中断することはやめましょう。細菌は膀胱に残っている可能性があったり、膀胱に残った細菌に抗生剤への耐性がつくことがあったりするためです。膀胱炎が再発症や以前は効果があった抗生剤が効かなるといった可能性があります。

漢方の使用

膀胱炎を何度も繰り返す場合、治療と予防の両方で漢方を使用することがあります。漢方薬の1つである猪苓湯などは尿を出す作用と炎症を抑える作用の両方が期待できることから、繰り返す膀胱炎で使用されることがあります。ただ急性期の症状がある場合は抗生剤が第一の治療法になります。

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膀胱炎を繰り返さないための予防法

生活習慣を注意すれば膀胱炎の頻度を減らすことは可能です。ここでは膀胱炎の予防法について説明します。

水分補給をこまめに行う

こまめな水分補給は膀胱炎の予防にもっとも重要です。水分はやがて尿となりますが、排尿することで膀胱から尿道の間の細菌を洗い流すことができます。物理的に細菌を追い出すことがもっとも膀胱炎の予防には有効です。

排尿を我慢しない

排尿を我慢せず、こまめに排尿することが重要です。女性は男性に比べて尿道が短く膀胱まで細菌が侵入しやすい解剖になっています。そのため排尿を我慢すると膀胱内での細菌の増殖が進んでしまうのです。そのため長時間トイレを我慢せずに、こまめに排尿することが膀胱炎の予防に重要です。

陰部の清潔管理

排便後の陰部を清潔にすることも膀胱炎予防に重要です。女性は尿道が肛門や膣と近いためそこから細菌が侵入しやすい構造になっています。排便後のトイレットペーパーの拭き方(前から後ろに拭く)やウォッシュレットの過度な使用に気をつける必要があります。また性行為の際に不潔な手で陰部を触ることで膀胱炎につながることがあります。そのため陰部を触る際は手洗いを必ず行うようにしましょう。

性行為後の排尿

性交により尿路に細菌が侵入しやすいため、成功後に排尿を行うことで細菌を洗い流す効果があります。また性行為の際に不潔な手で陰部を触ることで膀胱炎につながることがあります。そのため陰部を触る際は手洗いを必ず行うようにしましょう。

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専門医への相談が必要な場合

発熱や背中の痛みなどが出たら要注意

膀胱炎を疑う症状に発熱や背中の痛みを認めた場合、細菌が膀胱から腎臓まで侵入している可能性があります。この状態で放置しておくと全身に細菌感染が広がる可能性があり、入院が必要になる可能性もあります。また背部痛がある場合は尿管結石を合併している可能性もあります。上記の所見を伴う膀胱炎疑いの症状があれば早急に受診するようにしてください。

繰り返す膀胱炎でお困りの方は当院にご相談ください

以上、繰り返す膀胱炎に関しての説明をさせていただきました。膀胱炎を疑う症状がある、また膀胱炎を繰り返して困っている場合は気軽に当院にて相談してみてください。当院ではオンライン診療を行っています。23時30分まで受付をしており、自宅からスマホで受診ができるため忙しい方にもおすすめです。ぜひご検討ください。

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執筆

桑原 彩乃

桑原 彩乃

所属: 患者目線のクリニック

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。大学病院および関連医療機関にて、一般皮膚科から専門的な皮膚疾患まで幅広く診療に携わる。現在は保険診療を中心に、にきび、多汗症、皮膚炎、アレルギー疾患などの日常診療に加え、患者の生活背景を踏まえた治療提案を大切にしている。また、医療記事の執筆・監修にも多数関わり、医学的根拠に基づきつつ、一般の方にも分かりやすい情報発信を心がけている。

オンライン診療について

オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療と対面診療の比較表

※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。

専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。

オンライン診療の流れ

受診までステップ

1. Webから
受診日時を予約

Webから受診日時を予約

予約フォームからご希望の日時を選択してご予約ください

2. 診察前に問診を
Webで回答

診察前に問診をWebで回答

予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。

3. 診察に必要な
アプリをインストール

診察に必要なアプリをインストール

予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。

予約時間になったら医師と診察

予約時間になったら医師と診察

医師からスマホのビデオ通話がかかってきます

※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。

お薬の受け取り

「宅薬便(自宅配送)」または「薬局で受け取り」のどちらかを選択できます

宅薬便(自宅配送)の場合

診察

1. 診察後にアプリに届くメッセージにしたがって薬剤師による服薬指導を受けます。

お薬をお届け

2. 薬剤師による服薬指導の完了後、お薬をお届けします(通常ポスト投函)。

薬局で受け取りの場合

薬局で受け取り

診察後、通常1時間前後でご希望の薬局へ処方箋を送付します。アプリに通知が届いたら、マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書を持参のうえ薬局へ行ってください。(※薬局の営業時間にご注意ください)

診察に必要なもの

  • 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
  • クレジットカード
  • マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
  • (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など

オンライン診療の料金

対面診療時と
大きく変わりません

(例)3割負担の場合の料金

診察料

初診 1,000円 前後

再診 500円 前後

お薬代
(対面診療時と同じ)

※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。

※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。

(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)

※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)

夜間・早朝等加算について

診療報酬点数の算定基準に基づき、

下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、

夜間早朝等加算をいただいております。

平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時

/日曜日・祝日 6~22時

3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。

上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。

自己負担額

・1割負担の方 50円

・2割負担の方 100円

・3割負担の方 150円

ご利用者様の声

30代 女性

通院だと予約しても待ち時間が非常に長く億劫でしたが、今回のオンライン診療は待ち時間が全くありませんでした。また、薬(処方箋取得)目的のためだけに時間を割いて病院に行くのは面倒でしたが、その負担も軽減されました。

50代 男性

仕事を休んで病院へ行く事がなかなかできないので、好きな場所でスキマ時間に受診できるオンライン診療は本当に助かります。

40代 女性

とても丁寧でオンラインなのに本当に良く診ていただき、話もゆっくり聞いていただきました。普通のクリニックにはいけないです!

10代 男性

土日に診察してもらえるので、とても助かりました。体調が悪い時に病院で長い待ち時間がなく、家で過ごせるのでとても良いと思います。

一般オンライン診療

内科

風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)花粉症・アレルギー性鼻炎高血圧痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など

発熱外来

インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など

皮膚科

湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物ヘルペスアトピー多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など

アレルギー科

蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など

泌尿器科

尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など

頭痛

片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など

心療内科

ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など

睡眠外来

不眠 など

婦人科

生理痛|月経困難症|PMS|更年期障害 など

漢方外来

つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方

小児科

風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など

その他

ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など

※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。

※以下のような診断書類は心療内科・睡眠外来では発行していません。

傷病手当金支給申請書|休職・復職・病状説明のための診断書|自立支援医療に係る医師の診断書(重度かつ継続に関する意見書含む)|精神障害者福祉手帳に係る医師の診断書|猟銃・美容師などの資格取得書類 など

クリニック紹介

クリニックの地図

溝尾 朗(院長)

  • 千葉大学医学部 卒業
  • 資格:医師、日本内科学会認定総合内科専門医、日医認定産業医

白月 遼(代表理事)

  • 旭川医科大学 卒業
  • 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医

東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能

詳しくはこちら
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よくある質問

Q オンライン診療に必要なものは何ですか?
A

ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。

Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか?
A

診療内容のセクションに記載されている症状であれば、オンライン診療で対応可能です。ご不明な場合はお気軽にお問い合わせください。

Q 来院は不要ですか?
A

オンライン診療では来院の必要はありません。ご自宅など、お好きな場所から受診いただけます。

Q 対面診療(外来)より高くなりますか?
A

通常の対面診療時と大きく変わりません。システム利用料として別途1,000円をいただきます。

Q 薬の受け取りは、どうするのですか?
A

処方薬はご自宅に配送されます。最短で翌日にお届けします。配送料は別途かかります。

本記事は一般的情報の提供を目的とし、個別の診断・治療を指示するものではありません。診断・処方・診断書等の可否は医師が判断します。 内容は公開時点の情報で、法令・保険・料金・取扱いは変更されることがあります。緊急症状時は119等へ。 外部サイトの内容は保証いたしません。法令上の責任が認められる場合を除き、当院は本記事に基づく損害につき責任を負いません。