「いつもの頭痛薬が切れてしまった」
「旅行先や出張先で薬を忘れてしまった」
「仕事中や夜中に頭痛が起きたけれど、手元に薬がない」
など、困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

薬がないと、「このまま様子を見ても大丈夫?」「市販薬を飲んだほうがいい?」「何か自分でできることはある?」と迷ってしまうこともあるでしょう。

しかし、頭痛には自宅で様子を見られるものもあれば、すぐに医療機関を受診したほうがよいものもあります。そのため、薬がないときは慌てて対処するのではなく、まずは受診が必要な頭痛ではないかを確認することが大切です。

この記事では、頭痛で薬がないときの対処法や受診の目安、オンライン診療を利用できるケースについて医師がわかりやすく解説します。

まずは緊急性の高い頭痛ではないか確認しましょう

頭痛の多くは片頭痛や緊張型頭痛など命に関わらないものですが、中には緊急性の高い病気が原因となっていることもあります。

特に、次のような症状がある場合は注意が必要です。

  • 今まで経験したことがないほど強い頭痛
  • 突然始まった激しい頭痛
  • 手足の麻痺やしびれがある
  • ろれつが回らない
  • 意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応が悪い
  • 高熱や首の硬直を伴う頭痛
  • 頭を強く打った後の頭痛

これらの症状がある場合は、市販薬で様子を見るのではなく、速やかに医療機関を受診してください。症状によっては119番通報が必要な場合もあります。

受診先に迷う場合は、救急安心センター事業(#7119)(実施地域のみ)を利用する方法もあります。医師や看護師などの助言を受けながら、救急車を呼ぶべきか、医療機関を受診すべきか相談できます(出典元※1)。

出典元※1:厚生労働省「大人の症状は #7119」
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/7119.html

緊急性の高い頭痛ではない場合の薬がないときの対処法

緊急性の高い頭痛ではないことを確認できたら、頭痛の種類に応じた対処を行いましょう。片頭痛と緊張型頭痛では、症状を和らげる方法が異なるため、自分の頭痛の特徴に合わせて対応することが大切です。

片頭痛の場合

片頭痛は、ズキズキと脈打つような痛みが特徴です。吐き気を伴ったり、光や音をつらく感じたりすることもあります。

薬がない場合は、まず暗く静かな部屋で安静にし、水分を補給しながら十分な休息を取りましょう。また、こめかみや額など痛む部分を冷やすことで、症状が和らぐことがあります。一方で、飲酒や激しい運動は頭痛を悪化させることがあるため、症状が落ち着くまでは控えましょう。

緊張型頭痛の場合

緊張型頭痛は、頭全体が締め付けられるような痛みが特徴です。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、首や肩の筋肉の緊張が原因となることがあります。

薬がない場合は、首や肩を温めたり、軽いストレッチを行ったりして筋肉の緊張を和らげることが大切です。また、長時間同じ姿勢を続けず、適度に体を動かしたり姿勢を変えたりすることで、症状が改善することがあります。

これらはあくまで一時的な対処法です。頭痛を繰り返す場合や症状が改善しない場合は、自己判断を続けず、一度医療機関へ相談しましょう。

頭痛を繰り返す場合は、一度受診をおすすめします

頭痛が起こるたびに市販薬で対処している方も少なくありません。しかし、頭痛の種類を自分で正確に判断することは難しく、片頭痛と思っていても別の病気が隠れていることがあります。

また、市販薬で一時的に症状が改善していても、頭痛を繰り返している場合は、より適した治療を受けられる可能性があります。市販薬を頻繁に使用すると、かえって薬物乱用頭痛を引き起こすこともあるため注意が必要です(出典元※2)。

近年では、片頭痛に対するCGRP関連薬など、新しい予防治療も登場しています。頭痛の回数が多い方や、市販薬だけでは十分な効果が得られない方は、一度医療機関へ相談することをおすすめします。

出典元※2:日本頭痛学会「頭痛の診療ガイドライン2021」
https://www.jhsnet.net/pdf/guideline_2021.pdf

オンライン診療という選択肢もあります

頭痛が続いているものの、

  • 病院へ行く時間がない
  • 待ち時間が負担
  • 頭痛薬や予防薬が切れそう
  • 定期的な治療を続けたい

という方には、オンライン診療も選択肢の一つです。

医師がオンライン診療で対応可能と判断した場合は、自宅などから診察を受けることができ、必要に応じて薬の処方も受けられます。一方で、詳しい検査や対面での診察が必要と判断された場合は、適切な医療機関への受診をご案内します(出典元※3)。

たとえば『患者目線のクリニック』では、予約から診察・決済・薬の配送までを自宅で完結できます。薬は自宅配送のほか、最寄りの薬局で受け取ることも可能です。

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出典元※3:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000901835.pdf

頭痛に関するよくある質問

Q.市販薬と病院で処方された頭痛薬は一緒に飲んでもよいですか?

自己判断で併用することはおすすめできません。同じ成分や似た作用の薬が重複し、副作用のリスクが高まることがあります。また、片頭痛治療薬(トリプタン製剤など)には併用に注意が必要な薬もあります。市販薬を使用したい場合は、あらかじめ医師や薬剤師に相談しましょう。

Q.コーヒーを飲むと頭痛はよくなりますか?

片頭痛では、カフェインによって症状が和らぐことがあります。一方で、カフェインの摂り過ぎや毎日の習慣的な摂取、中止によって頭痛が起こることもあります。また、緊張型頭痛では効果が期待できない場合もあります。コーヒーだけで改善を期待するのではなく、頭痛の種類に応じた対処や治療を行うことが大切です。

Q.頭痛があるときにお風呂へ入っても大丈夫ですか?

緊張型頭痛では、入浴で体が温まり筋肉の緊張が和らぐことで症状が改善することがあります。一方、片頭痛では入浴や熱いシャワーによって血管が拡張し、頭痛が悪化することもあります。ズキズキとした片頭痛があるときは、無理に長時間入浴せず、安静に過ごしましょう。

Q.頭痛があるときは寝たほうがよいですか?

片頭痛では、暗く静かな部屋で十分な睡眠や休息を取ることで症状が和らぐことがあります。一方、緊張型頭痛では、軽く体を動かしたりストレッチを行ったりするほうが改善する場合もあります。ただし、突然の激しい頭痛や意識障害、手足の麻痺などを伴う場合は、寝て様子を見るのではなく速やかに医療機関を受診してください。

まとめ

頭痛で薬がないときは、まず慌てずに危険な頭痛ではないかを確認することが大切です。突然の激しい頭痛や手足の麻痺、意識障害などを伴う場合は、速やかに医療機関を受診し、必要に応じて119番通報や#7119へ相談しましょう。

一方で、いつもの片頭痛や緊張型頭痛であれば、安静にする、光や音を避ける、首や肩を温めるなどの対処で症状が和らぐことがあります。ただし、頭痛を繰り返している場合や、市販薬を使う機会が増えている場合は、一度医療機関で相談することをおすすめします。

近年では、片頭痛に対するCGRP関連薬など新しい治療法も登場しており、以前より治療の選択肢は広がっています。仕事や家事・育児などで通院が難しい方は、病状に応じてオンライン診療を利用できる場合もあります。頭痛を我慢し続けるのではなく、ご自身に合った方法で治療を続けることが大切です。

『患者目線のクリニック』では、片頭痛などの慢性的な頭痛や頭痛薬・予防薬について、オンラインで医師に相談できます。年中無休で6時~24時まで診療しているため、仕事や家事・育児などで忙しい方でも受診しやすい体制を整えています。

オンライン診療で対応可能と判断した場合は、必要に応じて薬の処方を行います。また、対面での診察や詳しい検査が必要と判断した場合は、適切な医療機関をご案内します。

【忙しい方のための、受診ステップ】

  • 事前準備:専用アプリ『デジスマ診療』をインストールし、保険証と決済情報を登録
  • 診察当日:自宅や外出先など、好きな場所でビデオ通話を待つだけ
  • 受取:処方箋発行後、自宅配送または薬局受け取りが選べます

【費用について】

  • 診察料:保険適用(自己負担割合に応じる)
  • システム利用料:1,000円(税込)
  • お支払い:クレジットカード決済のみ

※お薬代および配送料(配送希望時のみ)は別途発生いたします

【待ち時間が少ない】オンライン診療の詳細を見る

執筆

市川 峰大

市川 峰大

所属: 患者目線のクリニック

滋賀医科大学卒業後、済生会泉尾病院や大阪公立大学医学部附属病院および関連病院で総合内科・腎臓内科・糖尿病内科の診療に携わる。基幹病院の急性期医療で経験を重ねる一方、事業領域にも関わる経験を持つ。現在は緩和医療に従事し、病状はもちろん、生活や背景にも寄り添った診療を大切にしている。日本専門医機構認定内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医。

オンライン診療について

オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療と対面診療の比較表

専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。

※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。

オンライン診療の流れ

受診までステップ

1. Webから
受診日時を予約

Webから受診日時を予約

予約フォームからご希望の日時を選択してご予約ください

2. 診察前に問診を
Webで回答

診察前に問診をWebで回答

予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。

3. 診察に必要な
アプリをインストール

診察に必要なアプリをインストール

予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。

※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。

予約時間になったら医師と診察

予約時間になったら医師と診察

医師からスマホのビデオ通話がかかってきます

※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。

お薬の受け取り

どちらかを選択できます

宅薬便(自宅配送)の場合

お薬をお届け

薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!

(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)

薬局で受け取りの場合

薬局で受け取り

受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬の受け取りが可能です。

診察に必要なもの

  • 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
  • クレジットカード(VISA / JCB / Mastercard ※Apple Pay・Google Payを利用した登録も可)
  • マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
  • (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など

オンライン診療の料金

対面診療時と
大きく変わりません

(例)3割負担の場合の料金

診察料

初診 1,000円 前後

再診 500円 前後

お薬代
(対面診療時と同じ)

※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。

※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。

(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)

※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)

夜間・早朝等加算について

診療報酬点数の算定基準に基づき、

下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、

夜間早朝等加算をいただいております。

平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時

/日曜日・祝日 6~22時

3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。

上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。

自己負担額

・1割負担の方 50円

・2割負担の方 100円

・3割負担の方 150円

一般オンライン診療

内科

風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)花粉症・アレルギー性鼻炎高血圧痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など

発熱外来

インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など

皮膚科

湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物ヘルペスアトピー多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など

アレルギー科

蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など

泌尿器科

尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など

頭痛

片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など

心療内科

ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など

睡眠外来

不眠 など

婦人科

生理痛|月経困難症|PMS|更年期障害 など

漢方外来

つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方

小児科

風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など

その他

ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など

※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。

クリニック紹介

クリニックの地図

白月 遼(代表理事)

  • 旭川医科大学 卒業
  • 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医

東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能

詳しくはこちら
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よくある質問

Q オンライン診療に必要なものは何ですか?
A

ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。

Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか?
A

当院のオンライン診療では、内科・皮膚科・泌尿器科・アレルギー科・小児科などのさまざまな症状に対応しています。治療・処方にあたり、検査や処置が必要な場合は対面診療をお願いすることがあります。詳細はお問い合わせください。

Q 来院は不要ですか?
A

初診からオンライン診療を受け付けています。症状によっては、オンライン診療ではなく、外来での受診をお勧めするケースがあります。

Q 対面診療(外来)より高くなりますか?
A

外来時と比べて、診察料は大きな差はなく同水準です。交通費などがかからず、家やオフィスで他のことをしながら待てるので、負担は少ないです。

Q 薬の受け取りは、どうするのですか?
A

受診時に「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択いただきます。「配送」の場合、オンラインで薬局の服薬指導を受けていただき、薬をお届けします。「ご希望の薬局で対面での受け取り」の場合、当院から該当の調剤薬局へ処方箋を送りますので、直接薬局に行き服薬指導を受け、薬を受け取ります。

本記事は一般的情報の提供を目的とし、個別の診断・治療を指示するものではありません。診断・処方・診断書等の可否は医師が判断します。 内容は公開時点の情報で、法令・保険・料金・取扱いは変更されることがあります。緊急症状時は119等へ。 外部サイトの内容は保証いたしません。法令上の責任が認められる場合を除き、当院は本記事に基づく損害につき責任を負いません。