「患者目線のクリニック」(所在地:東京都港区虎ノ門1-16-17)は、12もの診療科の保険診療を初診からオンラインで提供しています。この度、汗の悩みが顕在化しやすい初夏を前に、当院のオンライン診療を多汗症の症状以外で利用したことのある全国20代〜50代の男女291名を対象に「汗の悩みに関する実態調査」を実施いたしました。約3割が支障を感じている「多汗症」の実態や治療法の認知度を明らかにするとともに、保険診療のオンライン診療でできる多汗症治療の内容について説明いたします。

調査背景

過去の国内疫学調査では、約14%が「汗のため生活に支障がある」と回答している多汗症ですが、多くが未受診のまま一人で悩んでいるのが現状です。

しかし2020年以降、保険適用の塗り薬やシートタイプなどの新薬が相次いで登場するなど治療選択肢も広がり、大がかりな手術や注射に頼らないイオントフォレーシス(水道水に手や足を浸し、微弱な電流を流すことで多汗症を抑える治療法)のような治療が身近になっています。

当院のオンライン診療でも、こうした身近な薬物治療を求めて多くの多汗症患者様が受診されており、例年6〜7月に受診のピークを迎えます。薬の効果が安定するまでの期間を考慮すると、本格的な夏を迎える前の6月頃から治療を開始するのがおすすめです。

そこで、今回は多汗症以外の目的で当院を利用された方を対象に、どれほど潜在的な悩みを抱える方がいるのか実態調査を実施しました。

出典:平成21年度 厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業) 研究分担報告書「多汗症に関する疫学調査」(「日中活動時に汗のため生活に支障をきたすことがある」:13.95%)https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/17112

調査サマリー

  • 約3割が「多汗症」の可能性
    日常生活に明確な支障を感じている「多汗症」の可能性のある方は約3割。若年層において悩む割合が高い傾向に。
  • 汗による日常の「損失」:不利益の1位は「服の制約」、2位は「集中力低下」
  • 受診を阻む、諦めと知識不足:受診をためらう最大理由は「ただの体質だと思っているから」。さらに診療科がわからないなど知識不足も影響。

調査結果

約3割が「多汗症」の可能性。日常生活への支障が浮き彫りに

ご自身の汗の量や汗染みによって、日常生活(仕事、外出、対人関係など)において感じる支障のレベルを聞いたところ、「我慢できず、常に支障を感じている(6.2%)」、「あまり我慢できず、時々支障を感じる(21.6%)」を合わせ、全体の27.8%(約3割)が日常生活に明確な支障をきたしていました。

また、「気にはなるが、我慢できる」と答えた層も47.1%に上り、多くの人が日常的に汗によるストレスを抱えている実態が浮き彫りとなりました。

性年代別で比較すると、汗の悩みによって日常生活に支障を感じている層※3は20代男性が最も多く(4割)、次いで30代女性・20代女性が続く結果となり、特に若年層の男女において悩む割合が高い傾向が見られます。

日常生活・仕事における汗の損失、女性は「衣服の制約」、男性は「集中力の低下」が顕著

汗の悩みによって日常生活や仕事において感じたことがある「損失(不利益・諦め)」を聞いたところ、1位は「着たい服の色や素材を着るのを諦めている(45.0%)」、2位は「汗による不快感や不安で集中力が低下する(41.3%)」となり、いずれも4割を超える高い数値となりました。

男女別で比較すると、女性は「衣服の制約」が56.3%と男性の2倍以上で、身だしなみへの影響がストレスに直結していることが伺えます。一方で男性は「集中力の低下」が最も多く選択され、ビジネスパフォーマンスへの影響を懸念している実態が明らかになりました。

約半数が「病院で治療できることを知らない」、さらに「飲み薬」の認知は低い

医療機関で受けられる「多汗症の治療法」について認知度を調べたところ、「医療機関で治療できることを知らなかった」という回答が最も多く、約半数(47.7%)にのぼりました。

保険適用になる治療法の中でも、近年新薬も登場している「塗り薬」には一定の認知があるものの、「飲み薬」の存在は、手術や注射といった外的な治療法よりも知られていないことがわかりました。

受診をためらう最大の理由は「ただの体質」という諦め、診療科がわからないなど知識不足も影響

汗の悩みがありながらも医療機関への受診に踏み切れない理由は、「ただの体質だと思っているから(50.8%)」が最も多い結果となりました。 次いで「治療費が高そうだと思うから(29.7%)」「何科に行けばいいかわからないから(29.2%)」が挙がり、多汗症が「皮膚科等で保険診療で受けられる疾患である」という正しい医療情報が患者に伝わっていないことが、治療を遠ざける要因となっていることが明らかになりました。

【調査概要】

調査名:「汗の悩みに関する実態調査」
調査対象:「患者目線のクリニック」でオンライン診療を多汗症の症状以外で利用したことのある全国20代〜50代の男女 291名
調査期間:2026年4月9日〜4月16日
調査方法:インターネット調査
調査主体:患者目線のクリニック

※小数点第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならない場合があります。
※当院利用者を対象とした調査であり、一般的な通院患者全体の実態を示すものではありません。

【医師コメント】多汗症は保険診療で「治療できる疾患」へ

多汗症という病気は、命に関わるものではありません。しかしだからこそ、「たかが汗」と周囲に理解されにくく、患者さんは長年一人で悩みを抱えてこられるケースが非常に多いです。

診察の際、お話を聞くと、「汗が気になって人前で手を出せない」「服の色を選ぶたびに憂鬱になる」という声を多くいただきます。その心理的な苦痛は、数字には表れにくいものの、日常生活の質に深く関わっています。

そういった意味で、多汗症はオンライン診療との親和性が特に高い疾患だと感じています。「薬局の窓口で汗の薬を受け取るのが恥ずかしい」「誰かに見られながら症状を話しにくい」という方にとって、自宅から気兼ねなく相談できる環境は、受診への第一歩を大きく後押しします。保険適用の塗り薬・飲み薬で症状の改善が期待できる時代です。どうか一人で抱え込まず、まずご相談ください。

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患者目線のクリニック「多汗症」オンライン診療

当院の多汗症オンライン診療の特徴

  • 保険適用の「医師処方薬(医薬品)」による治療
    臨床試験に基づき発汗量を抑える有効成分の治療効果が認められています。
  • お悩みの部位に合わせた最適な処方
    ワキ汗だけでなく、手汗、頭部や全身の汗など、症状や部位に応じて「専用の塗り薬(外用薬)」や「飲み薬(内服薬)」を的確に使い分けます。
  • プライバシーが守られる相談環境
    「汗の悩みを他人に知られたくない」という方でも、人目を気にせず、自宅から医師に詳しく症状を相談いただけます。

お悩み部位別の主な治療プラン

多汗症の部位別に3つのプランをご用意しています。ただし、多汗症には他の病気が原因で汗をかく『続発性』もあります。オンライン診療ではこれらを見極めつつ、適切な処方や必要に応じた対面受診の推奨を行っています。

ワキの多汗症

人目が気になる、汗・においを減らしたい方へ。ワキ汗専用の塗り薬(外用薬)を用いた治療を行います。

お薬の費用目安:1日あたり約76円〜104円

手のひらの多汗症

スマホやPC操作、スポーツ等で支障がある方へ。手汗専用の塗り薬(外用薬)を用い、手のひらの発汗を抑える治療を行います。

お薬の費用目安:1日あたり約101円

頭部や全身の多汗症

特定の部位だけでなく、全体的に汗をかく方へ。塗り薬が使用できない部位や全身性の症状に対しては、内服薬(飲み薬)による治療を行います。

お薬の費用目安:1日あたり約9円〜11円

※費用は保険適用(3割負担)の場合のお薬代のみの目安です。別途、診察料やシステム利用料等がかかります。

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多汗症治療に関するよくある質問(Q&A)

Q.多汗症の治療は保険適用になりますか?

A.はい、当院の多汗症オンライン診療はすべて「保険適用(3割負担等)」で受診いただけます。

Q.市販の制汗剤と、医療機関で処方されるお薬(医薬品)は何が違うのですか?

A.市販品の多くは一時的な防臭を目的とした「化粧品」や「医薬部外品」ですが、医療機関のお薬は厚生労働省が効果を認可した「医薬品」です。発汗の指令を根本からブロックする有効成分が配合されており、臨床試験に基づいた確かな治療効果が認められています。

Q.オンライン診療の場合、お薬はどのように受け取るのですか?

A.「自宅配送(通常ポスト投函)」または「近隣の調剤薬局での受け取り」を自由に選択いただけます。多汗症は「薬局の窓口で汗の薬を受け取るのが恥ずかしい」という悩みも多いため、非対面で受け取れる自宅配送が非常に喜ばれています。

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執筆

患者目線のクリニック編集部

患者目線のクリニック編集部

オンライン診療について

オンライン診療と対面診療の違い

オンライン診療と対面診療の比較表

専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。

※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。

オンライン診療の流れ

受診までステップ

1. Webから
受診日時を予約

Webから受診日時を予約

予約フォームからご希望の日時を選択してご予約ください

2. 診察前に問診を
Webで回答

診察前に問診をWebで回答

予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。

3. 診察に必要な
アプリをインストール

診察に必要なアプリをインストール

予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。

※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。

予約時間になったら医師と診察

予約時間になったら医師と診察

医師からスマホのビデオ通話がかかってきます

※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。

お薬の受け取り

どちらかを選択できます

宅薬便(自宅配送)の場合

お薬をお届け

薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!

(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)

薬局で受け取りの場合

薬局で受け取り

診察後30分で薬局へ処方箋を送付します

診察に必要なもの

  • 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
  • クレジットカード
  • マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
  • (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など

オンライン診療の料金

対面診療時と
大きく変わりません

(例)3割負担の場合の料金

診察料

初診 1,000円 前後

再診 500円 前後

お薬代
(対面診療時と同じ)

※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。

※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。

(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)

※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)

夜間・早朝等加算について

診療報酬点数の算定基準に基づき、

下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、

夜間早朝等加算をいただいております。

平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時

/日曜日・祝日 6~22時

3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。

上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。

自己負担額

・1割負担の方 50円

・2割負担の方 100円

・3割負担の方 150円

一般オンライン診療

内科

風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)花粉症・アレルギー性鼻炎高血圧痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など

発熱外来

インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など

皮膚科

湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物ヘルペスアトピー多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など

アレルギー科

蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など

泌尿器科

尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など

頭痛

片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など

心療内科

ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など

睡眠外来

不眠 など

婦人科

生理痛|月経困難症|PMS|更年期障害 など

漢方外来

つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方

小児科

風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など

その他

ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など

※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。

クリニック紹介

クリニックの地図

白月 遼(代表理事)

  • 旭川医科大学 卒業
  • 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医

東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能

詳しくはこちら
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よくある質問

Q オンライン診療に必要なものは何ですか?
A

ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。

Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか?
A

当院のオンライン診療では、内科・皮膚科・泌尿器科・アレルギー科・小児科などのさまざまな症状に対応しています。治療・処方にあたり、検査や処置が必要な場合は対面診療をお願いすることがあります。詳細はお問い合わせください。

Q 来院は不要ですか?
A

初診からオンライン診療を受け付けています。症状によっては、オンライン診療ではなく、外来での受診をお勧めするケースがあります。

Q 対面診療(外来)より高くなりますか?
A

外来時と比べて、診察料は大きな差はなく同水準です。交通費などがかからず、家やオフィスで他のことをしながら待てるので、負担は少ないです。

Q 薬の受け取りは、どうするのですか?
A

受診時に「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択いただきます。「配送」の場合、オンラインで薬局の服薬指導を受けていただき、薬をお届けします。「ご希望の薬局で対面での受け取り」の場合、当院から該当の調剤薬局へ処方箋を送りますので、直接薬局に行き服薬指導を受け、薬を受け取ります。

本記事は一般的情報の提供を目的とし、個別の診断・治療を指示するものではありません。診断・処方・診断書等の可否は医師が判断します。 内容は公開時点の情報で、法令・保険・料金・取扱いは変更されることがあります。緊急症状時は119等へ。 外部サイトの内容は保証いたしません。法令上の責任が認められる場合を除き、当院は本記事に基づく損害につき責任を負いません。