1時間おきに目が覚める状態が続くなら不眠症のサインかも?
「夜中に何度も目が覚めてしまう」「気が付くと1時間おきに目が覚めている」という経験はありませんか。
一時的なものであれば大きな問題ではないこともありますが、このような状態が繰り返し続いている場合は、不眠症をはじめとする睡眠障害が関係している可能性があります。不眠症にはさまざまなタイプがありますが、夜中に何度も目が覚めてしまう症状は「中途覚醒」と呼ばれます(参考※1)。
1時間おきに目が覚める原因は一つではありません。生活習慣の乱れや病気が関係していることもありますが、仕事や人間関係などによるストレスが睡眠に影響しているケースも少なくないのが実態です。
睡眠不足や睡眠の質の低下は、日中の眠気や集中力の低下につながるだけでなく、心身の健康にも影響を及ぼすことが知られています。
この記事では、1時間おきに目が覚める原因として考えられるストレスとの関係や、今日からできる対策、受診を検討したいケースについて医師が解説します。
参考※1:厚生労働省 e-ヘルスネット「不眠症」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-001
ストレスが原因で夜中に目が覚める理由
仕事や人間関係、家庭の悩みなどによる精神的なストレスは、睡眠の質を低下させる原因の一つです。特に、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」は、ストレスと関係していることがあります。
ここでは、ストレスによって夜中に何度も目が覚めてしまう主な理由について解説します。
ストレスによって眠りが浅くなりやすくなる
本来、眠っている間は心身がリラックスした状態になります。しかし、強いストレスを抱えていると体が緊張した状態が続き、深い睡眠をとりにくくなることがあります。
その結果、少しの物音や体の動きなどの刺激でも目が覚めやすくなり、「何度も目が覚める」「眠りが浅い」といった症状につながることがあります。
ストレスが続くと睡眠のリズムが乱れやすくなる
睡眠は体内時計によって調整されていますが、ストレスが続くとそのリズムが乱れやすくなることがあります。体内時計の乱れは、夜中に何度も目が覚める原因の一つです。
寝つきが悪くなるだけでなく、夜中に何度も目が覚めたり、朝早く目が覚めたりするなど、さまざまな睡眠のトラブルにつながることがあります。
最近ストレスを感じる出来事があり、その頃から睡眠の質が低下したと感じる場合は、ストレスが影響している可能性も考えられます。
「また眠れないかもしれない」という不安が悪循環を招く
不眠が続くと、「今夜も途中で目が覚めるのではないか」「明日の仕事に影響するかもしれない」と不安になる方も少なくありません。
しかし、このような不安や焦りはかえって心身を緊張させ、さらに睡眠の質を低下させる原因になることがあります。
不眠症では、ストレスによる睡眠の乱れだけでなく、「眠れないことへの不安」が症状を長引かせることもあります。そのため、睡眠そのものだけでなく、ストレスへの対処も重要になります。
参考:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf
ストレスだけではない?1時間おきに目が覚める主な原因
夜中に何度も目が覚める原因は、ストレスだけとは限りません。
実際には、生活習慣や睡眠環境の問題、体の病気や心の不調など、さまざまな要因が関係していることがあります。そのため、「ストレスのせいだろう」と自己判断せず、他の原因が隠れていないかを考えることも大切です。
寝室環境や生活習慣が影響している場合
睡眠の質は、日頃の生活習慣や寝室環境の影響を受けます。
例えば、就寝前のスマートフォンの使用やカフェインの摂取、飲酒、夜更かしなどは睡眠を妨げる原因になることがあります。また、室温や湿度が合っていない、騒音があるといった環境要因によっても途中で目が覚めやすくなることがあります。
良質な睡眠のためには、生活リズムを整えることや、寝室環境を見直すことが重要とされています(参考※3)。
参考※3:厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004
睡眠時無呼吸症候群などの病気が関係している場合
夜中に何度も目が覚める場合は、病気が背景にあることもあります。
代表的なものとして睡眠時無呼吸症候群があり、睡眠中に呼吸が止まることで睡眠が分断され、何度も目が覚める原因になることがあります。
また、夜間頻尿や慢性的な痛み、かゆみなどによって睡眠が妨げられているケースもあります。
いびきが大きい、日中の強い眠気がある、夜間に何度もトイレへ行くといった症状がある場合は、睡眠を専門とする医師や医療機関へ相談することをおすすめします。
うつ病や不安障害など心の不調が関係している場合
不眠は、うつ病や不安障害などの心の不調のサインとして現れることもあります。
気分の落ち込みが続いている、何事にも興味が持てない、強い不安を感じるといった症状がある場合は、睡眠の問題だけでなく心の状態にも目を向けることが大切です。
特にストレスが長期間続いている場合は、睡眠の問題と心の不調が互いに影響し合っていることも少なくありません。そのため、睡眠だけでなくストレスの原因そのものへの対応が必要になる場合もあります。
ストレスによる不眠を改善するためにできること
ストレスが関係する不眠では、睡眠時間を増やそうとするだけでなく、ストレスとの付き合い方を見直すことも大切です。
まずはストレスの原因を整理してみる
仕事や人間関係、家庭の問題など、ストレスの原因に心当たりがある場合は、一度整理してみることも大切です。
睡眠の問題そのものに意識が向きがちですが、根本的な原因に目を向けることで改善のきっかけが見つかることもあります。
寝る直前まで仕事や考え事を続けない
就寝直前まで仕事をしたり、悩み事について考え続けたりすると、脳が興奮状態のまま眠りにつくことがあります。
寝る前は意識的に仕事や情報収集から離れ、リラックスできる時間を作ることが大切です。
「眠らなければ」と焦りすぎない
不眠が続くと、「早く寝なければ」「明日に影響するかもしれない」と焦ってしまうことがあります。
しかし、眠ろうと意識しすぎるほど緊張が強まり、かえって眠りにくくなることがあります。
眠れない日があっても過度に気にしすぎず、まずは心身を休めることを意識しましょう。
一人で抱え込まず周囲や専門家に相談する
ストレスによる不眠では、睡眠の問題だけでなく、ストレスの原因そのものへの対応が必要になる場合もあります。
家族や信頼できる人に相談したり、必要に応じて医療機関へ相談したりすることで改善につながることもあります。
こんな症状がある場合は早めに医療機関へ
ストレスによる不眠は、生活習慣の見直しやセルフケアで改善することもあります。しかし、症状が長引いている場合や日常生活に支障が出ている場合は、医療機関への相談も検討しましょう。
不眠の背景にはストレスだけでなく、睡眠時無呼吸症候群やうつ病、不安障害などが隠れていることもあります。そのため、「そのうち治るだろう」と我慢し続けないことも大切です。
1か月以上眠れない状態が続いている
夜中に何度も目が覚める状態が長期間続いている場合は、不眠症に移行している可能性があります。
特に、十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず疲れが取れない場合や、睡眠の問題が慢性化している場合は、一度相談してみるとよいでしょう。
日中の眠気や集中力低下がつらい
睡眠の問題は夜だけでなく、日中の生活にも影響します。
仕事や家事に集中できない、強い眠気がある、ミスが増えたと感じる場合は、睡眠の質が大きく低下している可能性があります。
気分の落ち込みや不安感を伴う
不眠と心の不調は互いに影響し合うことがあります。
眠れない状態が続くことで気分が落ち込んだり、不安が強くなったりすることもあれば、心の不調が原因で不眠が起きていることもあります。
「眠れない」だけでなく、「やる気が出ない」「気持ちが沈む」「不安が強い」といった症状がある場合は、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
不眠やストレスの悩みはオンライン診療で相談できる場合があります
「夜中に何度も目が覚める」「ストレスが原因かもしれないけれど、病院へ行くべきかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
不眠症の背景には、ストレスや生活習慣の乱れ、睡眠環境の問題などが関係していることがあります。そのため、不眠症の治療は薬を処方するだけではなく、現在の睡眠状況や生活習慣、ストレスの状況などを確認しながら、一人ひとりに合った改善方法を考えていくことも大切です。
オンライン診療では、不眠の原因として考えられる要因や生活習慣の改善ポイントについて相談できる場合があります。また、症状や状況によっては、生活習慣の見直しだけでなく治療が必要になることもあり、医師が必要と判断した場合には薬物療法が検討されることもあります。また、ストレスへの対処法や睡眠習慣の改善についてアドバイスが行われることもあります。
不眠症は早めに相談した方が改善につながりやすい場合があります。しかし、仕事や家事などで受診の時間を確保できない方も少なくありません。オンライン診療であれば、自宅などから相談できるため、医療機関を受診するハードルを下げられる可能性があります。
『患者目線のクリニック』では、不眠や中途覚醒など睡眠に関する悩みについて相談できます。年中無休で6時〜24時まで診療を行っており、生活習慣やストレスへのアドバイス、必要に応じた治療の相談も可能です。
「最近ぐっすり眠れない」「夜中に何度も目が覚める状態が続いている」という方は、一度相談してみるのもよいでしょう。
【忙しい方のための、受診ステップ】
- 事前準備:専用アプリ『デジスマ診療』をインストールし、保険証と決済情報を登録
- 診察当日:自宅や外出先など、好きな場所でビデオ通話を待つだけ
- 受取:処方箋発行後、自宅配送または薬局受け取りが選べます
【費用について】
- 診察料:保険適用(自己負担割合に応じる)
- システム利用料:1,000円(税込)
- お支払い:クレジットカード決済のみ
※お薬代および配送料(配送希望時のみ)は別途発生いたします
よくある質問
1時間おきに目が覚めるのは不眠症ですか?
夜中や夜間に何度も目が覚める症状は「中途覚醒」と呼ばれ、不眠症の代表的な症状の一つです。ただし、一時的なストレスや生活習慣の乱れによって起こることもあります。症状が長く続く場合や日中の眠気、疲労感がある場合は医療機関への相談を検討しましょう。
ストレスが原因の不眠は自然に治りますか?
ストレスの原因が解消されることで改善する場合もあります。しかし、不眠が長引くと「眠れないことへの不安」が加わり、ストレスが軽減しても症状が続くことがあります。症状が続いている場合は、一人で抱え込まず医療機関へ相談することも大切です。
睡眠薬を使うとやめられなくなりますか?
睡眠薬に対して「依存してやめられなくなるのでは」と不安を感じる方もいるかもしれません。
確かに、薬の種類によっては依存や耐性に注意が必要なものもあります。しかし、近年は依存リスクが比較的少ないとされる睡眠薬も使用されており、すべての睡眠薬がやめられなくなるわけではありません。
また、不眠症の治療は薬だけで行うものではなく、生活習慣の改善やストレスへの対応なども含めて進められます。症状や状況に応じて適切な治療法は異なるため、不安がある場合は医師に相談しながら治療方針を決めるとよいでしょう(参考※4)。
参考※4:日本睡眠学会『睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン』
https://www.jssr.jp/data/pdf/suiminyaku-guideline.pdf
まとめ|1時間おきに目が覚める状態が続く場合は早めの対策が大切です
1時間おきに目が覚める状態が続いている場合は、不眠症の症状の一つである「中途覚醒」が起きている可能性があります。
仕事や人間関係、家庭の悩みなどによるストレスが睡眠に影響していることもありますが、生活習慣の乱れや睡眠時無呼吸症候群、心の不調などが関係していることもあります。
まずは生活習慣やストレスへの対処を見直すことが大切ですが、症状が長引いている場合や日中の眠気、集中力低下などがある場合は、一人で抱え込まず医療機関へ相談することも検討しましょう。
『患者目線のクリニック』では、不眠や中途覚醒など睡眠に関する悩みについて相談できます。年中無休で6時〜24時まで診療を行っており、生活習慣やストレスへのアドバイス、必要に応じた治療の相談も可能です。全国どこからでも受診でき、近隣薬局での当日受け取りや自宅配送にも対応しています。
「最近ぐっすり眠れない」「夜中に何度も目が覚める状態が続いている」という方は、一度相談してみるのもよいでしょう。
オンライン診療について
オンライン診療と対面診療の違い
専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。
※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。
オンライン診療の流れ
2. 診察前に問診を
Webで回答
予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。
3. 診察に必要な
アプリをインストール
予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。
※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。
予約時間になったら医師と診察
医師からスマホのビデオ通話がかかってきます
※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。
お薬の受け取り
どちらかを選択できます
薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!
(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)
診察後30分で薬局へ処方箋を送付します
診察に必要なもの
- 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
- クレジットカード
- マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
- (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など
オンライン診療の料金
大きく変わりません
(例)3割負担の場合の料金
診察料
初診 1,000円 前後
再診 500円 前後
お薬代
(対面診療時と同じ)
※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。
※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。
(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)
※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)
夜間・早朝等加算について
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診療報酬点数の算定基準に基づき、
下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、
夜間早朝等加算をいただいております。
平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時
/日曜日・祝日 6~22時
3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。
上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。
自己負担額
・1割負担の方 50円
・2割負担の方 100円
・3割負担の方 150円
一般オンライン診療
風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など
インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など
湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など
アレルギー科
蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など
尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など
片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など
ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など
不眠 など
つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方
風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など
その他
ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など
※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。
クリニック紹介
白月 遼(代表理事)
- 旭川医科大学 卒業
- 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医
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よくある質問
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