「寝たいのに寝れない」
「夜になって布団に入ってもなかなか眠れない」
と悩んでいませんか。
眠れない日が続くと、「何か病気が隠れているのではないか」「このまま放置して大丈夫なのだろうか」と不安になる方もいるでしょう。
不眠の原因はストレスや生活習慣の乱れだけとは限りません。うつ病や不安障害、睡眠時無呼吸症候群などの病気が関係している場合もあります。また、病気ではなくても睡眠不足が続くことで日中の集中力低下や体調不良につながることがあります(参考※1)。
この記事では、寝たいのに寝れないときに考えられる病気や病気以外の原因、受診を検討したほうがよい症状について医師が解説します。
参考※1:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf
寝たいのに寝れない状態が続くのはなぜ?
誰でも一時的に眠れない夜を経験することはあります。仕事や家庭のストレス、生活リズムの乱れなどによって数日間眠りにくくなることは珍しくありません。
しかし、「寝たいのに寝れない状態」が続き、日中の活動にも影響が出ている場合は注意が必要です。厚生労働省のe-ヘルスネットでは、不眠症について「十分な睡眠をとる機会や環境があるにもかかわらず、睡眠に関する問題が続き、そのために日中の不調が生じている状態」と説明しています(参考※2)。
また、不眠症では、寝つきが悪い「入眠困難」、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」、朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」などの症状がみられます。
このような状態が続く背景には、ストレスや生活習慣の乱れだけでなく、病気が関係している場合もあります。まずは、寝たいのに寝れない原因として考えられる病気について確認していきましょう。
参考※2:厚生労働省 e-ヘルスネット「不眠症」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-001
寝たいのに寝れない原因として考えられる病気
不眠の背景には、ストレスや生活習慣だけでなく病気が関係している場合があります。病気が原因の場合は、睡眠の問題だけでなく心や体の不調を伴うことも少なくありません。
うつ病や不安障害などのこころの病気
「眠れない原因はストレスだと思っていたら、実はこころの病気が関係していた」というケースもあります。
うつ病では気分の落ち込みや意欲の低下だけでなく、不眠が初期症状として現れることがあります。特に、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」や、予定よりも早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」がみられることがあります。
また、不安障害では「眠らなければならない」と考えるほど不安が強くなり、考え事が止まらず寝つけなくなることがあります。
不眠に加えて、気分の落ち込みや強い不安、これまで楽しめていたことへの興味の低下などが続いている場合は、一度医療機関へ相談することも検討しましょう。治療では生活指導のほか、必要に応じて薬物療法やカウンセリングなどが行われます。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まったり浅くなったりする病気です。
「寝たいのに寝れない」というよりも、「寝ているはずなのに眠りが浅い」「熟睡できていない」という形で気づくことが少なくありません。夜中に何度も目が覚めたり、朝起きても疲れが取れなかったり、質の良い眠りが得られていなかったりすることがあります。
また、大きないびきや睡眠中の無呼吸を家族から指摘されることもあります。日中の強い眠気や集中力の低下につながることもあり、仕事や運転に影響する場合もあるため注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群は検査によって診断が行われ、症状に応じて治療が行われます。代表的な治療として、就寝中に専用のマスクを装着し、空気を送り込んで気道が塞がるのを防ぐ「CPAP(シーパップ)療法」があります。
甲状腺の病気や慢性的な痛みやかゆみなどを伴う身体の病気
不眠の原因は、こころの病気だけではありません。体の病気によって眠れなくなることもあります。
例えば甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気では、動悸や発汗、手の震え、落ち着かない感じなどが現れ、夜になっても体が興奮した状態になり眠れなくなることがあります。
また、腰痛や関節痛などの慢性的な痛み、皮膚疾患によるかゆみが睡眠を妨げることもあります。さらに、足がむずむずしてじっとしていられなくなる「むずむず脚症候群」も、寝つきの悪さの原因として知られています。
睡眠以外にも気になる症状がある場合は、不眠だけの問題と考えず、体の病気が隠れていないか確認することも大切です。原因となっている病気の治療によって、不眠の改善が期待できる場合もあります。
病気以外の原因
寝たいのに寝れない原因は病気だけではありません。実際には、日常生活の習慣や環境が睡眠に影響しているケースも少なくありません。
不眠にはストレスや生活習慣、睡眠環境などが関係していることも知られています(参考※3)。病気が原因とは限らないため、まずは日常生活の中に眠りを妨げる要因がないか振り返ってみることも大切です。
参考※3:厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004
ストレスや悩みごと
仕事や家庭、人間関係などのストレスによって、寝ようとしても考え事が止まらず眠れなくなることがあります。
特に、翌日の予定や仕事のことを考えて不安になると、脳が緊張した状態になり、夜になっても寝つけなくなることがあります。 また、「早く寝なければ」と意識するほど眠れなくなることも少なくありません。
一時的なストレスによる不眠であれば自然に改善することもありますが、長期間続く場合は不眠症やこころの病気が関係している可能性もあります。
生活リズムの乱れ
夜更かしや休日の寝だめ、不規則な勤務などによって生活リズムが乱れると、体内時計がずれて眠りたい時間に眠れなくなることがあります。
特に、平日と休日で起床時間が大きく異なる方や、夜型の生活が続いている方は注意が必要です。
眠れない日が続く場合は、まず起床時間を一定にすることから始めてみるとよいでしょう。
スマートフォンやカフェインの影響
就寝前のスマートフォン使用やカフェインの摂取も、睡眠に影響を与えることがあります。
スマートフォンやタブレットなどの画面から出る光は脳を覚醒させるため、就寝直前まで使用すると寝つきが悪くなることがあります。また、コーヒーやエナジードリンク、緑茶などに含まれるカフェインには覚醒作用があり、夕方以降に摂取すると眠りにくくなる場合があります。
「病気かもしれない」と考える前に、就寝前の過ごし方や飲み物の習慣を見直してみることも大切です。
寝たいのに寝れないときに自分でできる対処法
寝たいのに寝れない状態でも、睡眠環境や生活習慣を見直すことで改善が期待できる場合があります。まずは無理なく取り組めることから始めてみましょう。
- 起床時間を一定にする:
眠れなかった日でも、できるだけ普段と同じ時間に起きるようにしましょう。朝遅くまで寝てしまうと体内時計が後ろにずれ、翌日の夜も眠りにくくなることがあります。休日の寝だめも2時間以内にとどめるのがおすすめです。 - 朝日を浴びて体内時計を整える:
起床後はカーテンを開けたり散歩をしたりして、朝の光を浴びる時間を作りましょう。特に起床後1時間以内に光を浴びることで、体内時計が整いやすくなるとされています(参考※4)。 - 「眠らなければ」と考えすぎない:
布団に入っても眠れないときは、無理に寝ようとしないことも大切です。時計を何度も確認したり、「明日が大変だ」と考え続けたりすると、かえって脳が覚醒して眠りにくくなることがあります。一度布団を離れて読書や軽いストレッチなどでリラックスしてから再度横になる方法もあります。
ただし、こうした対策を行っても改善しない場合や、不眠が長く続いている場合は病気が隠れている可能性もあります。
参考※4:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf
寝たいのに寝れない状態が続く場合の受診の目安
一時的な寝不足やストレスによる不眠であれば、生活習慣の見直しによって改善することもあります。
一方で、不眠が長く続いている場合や日常生活に支障が出ている場合は、病気が隠れている可能性もあります。無理に我慢せず、医療機関への相談を検討しましょう。
早めに受診したほうがよい症状
次のような症状がある場合は、一度医療機関へ相談することをおすすめします。
- 眠れない状態が1か月以上続いている
- 日中の眠気や疲労感が強い
- 仕事や家事、学業に支障が出ている
- 気分の落ち込みや強い不安が続いている
- いびきや睡眠中の無呼吸を指摘されたことがある
- 動悸や発汗、慢性的な痛みなど他の症状もある
不眠は単なる睡眠の問題ではなく、こころや体の病気のサインとして現れることもあります。特に日常生活に影響が出ている場合は、早めの相談が大切です。
何科を受診すればよい?
不眠の原因によって適した診療科は異なります。
気分の落ち込みや不安が強い場合は心療内科や精神科、いびきや無呼吸が気になる場合は睡眠外来が選択肢になります。
ただし、どこを受診すればよいか分からない場合も少なくありません。そのような場合は、まず内科へ相談してもよいでしょう。症状を確認したうえで、必要に応じて専門の診療科を案内してもらえます。
まずは気軽に相談できるクリニックという選択肢も
不眠では、「原因を整理すること」自体が改善の第一歩になることも少なくありません。
医療機関では、症状の経過や生活リズム、ストレスの状況、睡眠環境などを確認しながら、不眠の原因として考えられる要因を整理していきます。
そのうえで、
- 就寝・起床リズムの調整
- 睡眠環境や生活習慣の見直し
- 必要に応じた薬の調整
- 睡眠薬や漢方薬の検討
など、一人ひとりの症状に合わせた対応が行われます。
もちろん、必ずしも薬による治療が必要になるわけではありません。
「病気が隠れていないか確認したい」
「まず何が原因なのか整理したい」
という段階でも相談することは可能です。
通院が難しい場合は、オンライン診療という選択肢もあります。
『患者目線のクリニック』では、不眠や不安症状などについて相談が可能です。年中無休で6時〜24時まで診療を行っており、仕事や家事で忙しい方でも受診しやすい体制が整っています。
全国どこからでも受診でき、近隣薬局での受け取り(最短当日)や自宅配送(最短翌日)にも対応しています。
「眠れない状態が続いている」「一度相談してみたい」という方は、早めに医療機関へ相談することも検討してみましょう。
仕事の前後や家事の合間、夜間や休日など、自分の生活リズムに合わせて相談できる体制が整っています。
【忙しい方のための、受診ステップ】
- 事前準備:専用アプリ『デジスマ診療』をインストールし、保険証と決済情報を登録
- 診察当日:自宅や外出先など、好きな場所でビデオ通話を待つだけ
- 受取:処方箋発行後、自宅配送または薬局受け取りが選べます
【費用について】
- 診察料:保険適用(自己負担割合に応じる)
- システム利用料:1,000円(税込)
- お支払い:クレジットカード決済のみ
※お薬代および配送料(配送希望時のみ)は別途発生いたします
まとめ|なかなか眠れないときは一人で抱え込まず相談を
「寝たいのに寝れない」状態が続くと、疲れが取れないだけでなく、仕事や家事への集中力の低下、気分の落ち込みなどにつながることがあります。
不眠の原因はさまざまで、ストレスや生活習慣の乱れが影響している場合もあれば、うつ病や不安障害、睡眠時無呼吸症候群、甲状腺の病気などが関係している場合もあります。そのため、「そのうち良くなるだろう」と我慢を続けるのではなく、原因に応じた対処を行うことが大切です。
まずは起床時間を一定にする、朝日を浴びる、寝る前の過ごし方を見直すなど、質の良い眠りにつながる生活習慣の改善に取り組んでみましょう。 それでも改善しない場合や、不眠が長期間続いている場合、日常生活に支障が出ている場合は医療機関への相談を検討してください。
不眠では、「眠れない」という症状だけでなく、その背景にある原因を整理することが改善への第一歩になることも少なくありません。実際に診察を受けることで、生活習慣の見直しで対応できるのか、治療が必要な病気が隠れていないかを確認できます。
通院が難しい場合は、オンライン診療という選択肢もあります。一人で悩み続けず、症状が続く場合は早めに医療機関へ相談してみましょう。
【スキマ時間で受診】オンライン診療の詳細を見る
※お支払いはアプリに登録したクレジットカードによる決済となります。
オンライン診療について
オンライン診療と対面診療の違い
専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。
※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。
オンライン診療の流れ
2. 診察前に問診を
Webで回答
予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。
3. 診察に必要な
アプリをインストール
予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。
※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。
予約時間になったら医師と診察
医師からスマホのビデオ通話がかかってきます
※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。
お薬の受け取り
どちらかを選択できます
薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!
(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)
診察後30分で薬局へ処方箋を送付します
診察に必要なもの
- 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
- クレジットカード
- マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
- (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など
オンライン診療の料金
大きく変わりません
(例)3割負担の場合の料金
診察料
初診 1,000円 前後
再診 500円 前後
お薬代
(対面診療時と同じ)
※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。
※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。
(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)
※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)
夜間・早朝等加算について
keyboard_arrow_down
診療報酬点数の算定基準に基づき、
下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、
夜間早朝等加算をいただいております。
平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時
/日曜日・祝日 6~22時
3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。
上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。
自己負担額
・1割負担の方 50円
・2割負担の方 100円
・3割負担の方 150円
一般オンライン診療
風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など
インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など
湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など
アレルギー科
蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など
尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など
片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など
ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など
不眠 など
つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方
風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など
その他
ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など
※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。
クリニック紹介
白月 遼(代表理事)
- 旭川医科大学 卒業
- 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医
東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能
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よくある質問
Q オンライン診療に必要なものは何ですか? keyboard_arrow_down
ビデオ通話ができるスマホ、マイナンバーカード(マイナ保険証)・または資格確認書、クレジットカードがあれば、保険でのオンライン診療を受診できます。
Q 自分の症状でオンライン診療を受けられますか? keyboard_arrow_down
当院のオンライン診療では、内科・皮膚科・泌尿器科・アレルギー科・小児科などのさまざまな症状に対応しています。治療・処方にあたり、検査や処置が必要な場合は対面診療をお願いすることがあります。詳細はお問い合わせください。
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初診からオンライン診療を受け付けています。症状によっては、オンライン診療ではなく、外来での受診をお勧めするケースがあります。
Q 対面診療(外来)より高くなりますか? keyboard_arrow_down
外来時と比べて、診察料は大きな差はなく同水準です。交通費などがかからず、家やオフィスで他のことをしながら待てるので、負担は少ないです。
Q 薬の受け取りは、どうするのですか? keyboard_arrow_down
受診時に「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択いただきます。「配送」の場合、オンラインで薬局の服薬指導を受けていただき、薬をお届けします。「ご希望の薬局で対面での受け取り」の場合、当院から該当の調剤薬局へ処方箋を送りますので、直接薬局に行き服薬指導を受け、薬を受け取ります。
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