「クービビックは市販で買えるの?」
「ドラッグストアや通販で購入できる?」
「デエビゴやベルソムラと何が違うの?」
と気になっている方もいるのではないでしょうか。
クービビック(一般名:ダリドレキサント)は、不眠症の治療に使用される睡眠薬です。寝つきが悪い方や夜中に何度も目が覚めてしまう方などに処方されることがあります。
この記事では、クービビックは市販で購入できるのか、安全な入手方法、期待できる効果、副作用、他の睡眠薬との違いについて医師がわかりやすく解説します。
クービビックはドラッグストアや通販では購入できない
クービビックは市販薬ではなく、医師の処方が必要な医療用医薬品です。そのため、ドラッグストアや薬局で自由に購入することはできません。
クービビックは、不眠症の治療を目的として使用される「オレキシン受容体拮抗薬」に分類される睡眠薬です(参考※1)。服用する方の症状や体質、併用している薬などを考慮して処方する必要があるため、市販薬として販売されていません。
また、Amazonや楽天市場などの一般的な通販サイトでも購入することはできません。クービビックの処方を希望する場合は、心療内科や精神科、睡眠外来などの医療機関を受診する必要があります。
参考※1:クービビック錠 薬剤添付文書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00071539.pdf
個人輸入で購入するリスク
クービビックを海外通販や個人輸入で入手しようと考える方もいるかもしれません。しかし、個人輸入にはさまざまなリスクがあるためおすすめできません。
個人輸入で流通している医薬品の中には、有効成分の含有量が異なるものや偽造薬が含まれている可能性があります。また、日本国内で承認された流通経路ではないため、品質や保管状況を確認することもできません。
さらに、個人輸入した医薬品によって健康被害が生じた場合、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
不眠症の原因や適切な治療法は人によって異なります。安全に治療を受けるためにも、自己判断で購入するのではなく、医療機関で相談したうえで処方を受けることが大切です。
クービビックとはどんな薬?
クービビック(一般名:ダリドレキサント)は、不眠症の治療に使用される睡眠薬です。2024年に日本で発売された比較的新しい薬で、「オレキシン受容体拮抗薬(DORA)」と呼ばれる種類に分類されます(出典※2)。
出典※2:クービビック錠 薬剤添付文書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00071539.pdf
クービビックの作用の仕組み
私たちの脳には「オレキシン」という覚醒を維持する神経伝達物質があります。オレキシンは覚醒機能に関わる物質で、日中に活動状態を保つために重要な役割を担っています。
クービビックは、このオレキシンが作用する受容体をブロックすることで過剰な覚醒を抑え、眠りやすい状態へ導きます(出典※3)。
睡眠を無理に誘導するというよりも、「覚醒を弱めることで自然な眠りを促す」という仕組みが特徴です。そのため、同じオレキシン受容体拮抗薬であるデエビゴやベルソムラと同様の作用機序を持っています。
出典※3:クービビック錠 薬剤添付文書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00071539.pdf
どのような不眠症に使われる?
不眠症にはさまざまなタイプがありますが、特に以下のような症状で処方が検討されることがあります。
- 寝つきが悪い(入眠障害)
- 夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
- 朝早く目が覚めてしまう
- 十分に眠った感じがしない
ただし、不眠の原因はストレスや生活習慣の乱れ、うつ病などの精神疾患、睡眠時無呼吸症候群などさまざまです。そのため、「眠れない=クービビックが必要」というわけではなく、症状や原因を確認したうえで治療方針が決定されます(参考※4)。
参考※4:日本睡眠学会『睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン』
https://www.jssr.jp/data/pdf/suiminyaku-guideline.pdf
クービビックの副作用
どのような薬にも副作用が起こる可能性があります。クービビックを服用する際も、期待できる効果だけでなく副作用について理解しておくことが大切です。
クービビックの主な副作用としては、眠気(傾眠)、頭痛、倦怠感、めまいなどが報告されています(出典※5)。
また、オレキシン受容体拮抗薬に特徴的な副作用として、悪夢や睡眠時麻痺(金縛り)、異常な夢、夢遊症や寝言などの睡眠時随伴症がみられることがあります。
そのほか、まれに幻覚や発疹、蕁麻疹などの過敏症が現れることもあります。
服用後に強い眠気が続く場合や気になる症状が現れた場合は、自己判断で継続せず医師や薬剤師へ相談しましょう。また、服用中に不安な症状がある場合は、処方を受けた医療機関へ問い合わせることも大切です。
出典※5:クービビック錠 薬剤添付文書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00071539.pdf
クービビックと他の睡眠薬との違い
クービビックは、デエビゴやベルソムラと同じ「オレキシン受容体拮抗薬(DORA)」に分類される睡眠薬です。覚醒を維持するオレキシンの働きを抑えることで睡眠を促します(参考※6)。
一方、従来から使用されているベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、脳の活動を抑えることで眠気を引き起こします。そのため、作用の仕組みが異なります。
同じオレキシン受容体拮抗薬(DORA)の中でも、デエビゴやベルソムラ、クービビックにはそれぞれ特徴がありますが、どの薬が適しているかは年齢や症状、併存疾患、服用中の薬などによって異なります。そのため、睡眠薬の種類を自己判断で選ぶのではなく、医師と相談しながら決めることが大切です。
参考※6:クービビック錠 薬剤添付文書
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00071539.pdf
クービビックを服用するときの注意点
クービビックを服用する際は、いくつか注意したいポイントがあります。
まず、アルコールとの併用は避けましょう。飲酒によって眠気などの副作用が強く現れる可能性があります。
また、服用後や翌朝に眠気や注意力の低下が残ることがあるため、自動車の運転や危険を伴う作業には注意が必要です。
さらに、一部の薬とは飲み合わせに注意が必要です。服用中の薬がある場合は、市販薬やサプリメントも含めて医師や薬剤師へ伝えるようにしましょう。
クービビックはどこで処方してもらえる?
クービビックは市販薬ではないため、医師の診察を受けたうえで処方してもらう必要があります。
不眠症の相談先としては、心療内科や精神科、睡眠外来などがあります。不眠の原因はストレスや生活習慣の乱れだけでなく、睡眠時無呼吸症候群やうつ病などの病気が関係していることもあるため、症状に応じて適切な診断や治療を受けることが大切です。
まずは気軽に相談できるクリニックという選択肢も
不眠症では、「なぜ眠れないのか」を整理すること自体が改善につながることも少なくありません。
医療機関では、症状の経過や睡眠リズム、生活習慣、ストレスの状況などを確認しながら、不眠の原因や適切な対処法を一緒に整理していきます。
たとえば、
- 就寝・起床リズムの見直し
- 睡眠環境や生活習慣の改善
- 不眠の原因となる病気の確認
- 必要に応じた睡眠薬や漢方薬の検討
など、症状や背景に合わせた対応が行われます。
もちろん、必ずしも睡眠薬が必要になるわけではありません。
「最近眠れない日が続いている」
「クービビックが自分に合うのか相談したい」
「まずは原因を整理したい」
という段階でも相談することは可能です。
通院不要のオンライン診療も便利
通院が難しい場合は、オンライン診療という選択肢もあります。
『患者目線のクリニック』では、不眠症や睡眠に関する悩みについて相談が可能です。年中無休で6時〜24時まで診療を行っており、仕事や家事で忙しい方でも、自宅から相談しやすい体制が整っています。
全国どこからでも受診でき、近隣薬局での当日受け取りや自宅配送にも対応しています。
仕事前後や休日など、自分の生活リズムに合わせて相談できるため、「まずは話を聞いてみたい」という方にも利用しやすいでしょう。
【忙しい方のための、受診ステップ】
- 事前準備:専用アプリ『デジスマ診療』をインストールし、保険証と決済情報を登録
- 診察当日:自宅や外出先など、好きな場所でビデオ通話を待つだけ
- 受取:処方箋発行後、自宅配送または薬局受け取りが選べます
【費用について】
- 診察料:保険適用(自己負担割合に応じる)
- システム利用料:1,000円(税込)
- お支払い:クレジットカード決済のみ
※お薬代および配送料(配送希望時のみ)は別途発生いたします
クービビックに関するよくある質問
クービビックに依存性はありますか?毎日飲んでも大丈夫ですか?
クービビックはオレキシン受容体拮抗薬に分類される睡眠薬で、従来のベンゾジアゼピン系睡眠薬と比べると依存性のリスクは低いと考えられています(参考※7)。
ただし、自己判断で服用量を変更したり、長期間漫然と服用したりすることは避けるべきです。不眠症の治療では症状の改善状況を確認しながら、医師の指示に従って服用することが大切です。
参考※7:日本睡眠学会『睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン』
https://www.jssr.jp/data/pdf/suiminyaku-guideline.pdf
クービビックとデエビゴはどちらがよいですか?
クービビックとデエビゴはいずれもオレキシン受容体拮抗薬(DORA)に分類される不眠症治療薬です。どちらも覚醒を維持するオレキシンの働きを抑えることで睡眠を促します。
一般的には、クービビックは翌朝の眠気が比較的少ないと感じる方がいる一方、デエビゴは寝つきの改善を実感しやすいと感じる方もいます。ただし、効果や副作用の現れ方には個人差があり、どちらが合うかは人によって異なります。
また、デエビゴは国内での使用実績が豊富で、多くの医療機関で処方されています。一方、クービビックは比較的新しい選択肢として使用されています。
不眠症の治療では、症状や体質に応じて薬を選択し、必要に応じて変更することもあります。どちらが適しているか気になる場合は、医師へ相談することをおすすめします。
まとめ|クービビックは市販では購入できず、医師への相談が必要
クービビックは、不眠症の治療に使用されるオレキシン受容体拮抗薬(DORA)に分類される睡眠薬です。寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった症状の改善が期待できますが、市販薬ではなく医師の処方が必要な医療用医薬品のため、ドラッグストアや一般的な通販サイトでは購入できません。
また、不眠症の原因はストレスや生活習慣の乱れだけでなく、うつ病などの精神疾患や睡眠時無呼吸症候群などの病気が関係していることもあります。そのため、「眠れないから睡眠薬を飲めばよい」というわけではなく、まずは原因を整理することが大切です。
クービビックは比較的新しい睡眠薬で、翌朝の眠気が気になりにくいと感じる方もいます。一方で、効果や副作用の現れ方には個人差があり、どの睡眠薬が適しているかは症状や体質によって異なります。
「最近眠れない日が続いている」「睡眠薬を使うべきかわからない」「クービビックが自分に合うのか相談したい」といった場合は、一人で悩まず医療機関へ相談してみましょう。
通院が難しい場合は、オンライン診療という選択肢もあります。
『患者目線のクリニック』では、不眠症や睡眠に関する悩みについてオンラインで相談を受け付けています。まずは原因を整理したいという段階でも相談できるため、気になる症状がある方は一度相談してみるのもよいでしょう。
オンライン診療について
オンライン診療と対面診療の違い
専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。
※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。
オンライン診療の流れ
2. 診察前に問診を
Webで回答
予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。
3. 診察に必要な
アプリをインストール
予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。
※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。
予約時間になったら医師と診察
医師からスマホのビデオ通話がかかってきます
※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。
お薬の受け取り
どちらかを選択できます
薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!
(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)
診察後30分で薬局へ処方箋を送付します
診察に必要なもの
- 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
- クレジットカード
- マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
- (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など
オンライン診療の料金
大きく変わりません
(例)3割負担の場合の料金
診察料
初診 1,000円 前後
再診 500円 前後
お薬代
(対面診療時と同じ)
※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。
※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。
(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)
※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)
夜間・早朝等加算について
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診療報酬点数の算定基準に基づき、
下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、
夜間早朝等加算をいただいております。
平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時
/日曜日・祝日 6~22時
3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。
上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。
自己負担額
・1割負担の方 50円
・2割負担の方 100円
・3割負担の方 150円
一般オンライン診療
風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など
インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など
湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など
アレルギー科
蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など
尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など
片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など
ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など
不眠 など
つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方
風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など
その他
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