鼻水は、風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)など、さまざまな原因で起こる症状です。市販の漢方薬にも鼻水の改善を目的としたものは数多くありますが、「どれを選べばよいのかわからない」と迷う方も多いのではないでしょうか。
漢方薬は「鼻水」という症状だけでなく、サラサラした鼻水なのか、粘り気があるのか、風邪によるものなのか、アレルギーによるものなのかなど、症状の特徴や体質に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、鼻水のタイプや原因別におすすめの漢方薬7種類を紹介します。それぞれの特徴や選び方、服用時の注意点、医療機関を受診すべき目安についてもわかりやすく解説します。
鼻水に効く漢方薬7選
鼻水に用いられる漢方薬にはさまざまな種類があり、鼻水の性状や原因によって適した処方が異なります。ここでは、市販薬としても使用されることが多い代表的な漢方薬を、症状別に紹介します。
小青竜湯|サラサラした鼻水・花粉症に
小青竜湯は、サラサラした鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどに用いられる代表的な漢方薬です。花粉症やアレルギー性鼻炎、風邪の初期にみられる鼻症状にも使用されます。
このような方におすすめ:
- サラサラした鼻水が止まらない
- くしゃみを繰り返す
- 花粉症やアレルギー性鼻炎の症状がある
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辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)|鼻づまり・粘る鼻水に
辛夷清肺湯は、鼻づまりや黄色く粘り気のある鼻水など、慢性的な鼻炎や副鼻腔炎による鼻症状に用いられる漢方薬です。
このような方におすすめ:
- 鼻づまりが強い
- 黄色く粘る鼻水が出る
- 慢性的な鼻炎や副鼻腔炎がある
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荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)|慢性的な鼻炎・蓄膿症に
荊芥連翹湯は、慢性的な鼻づまりや鼻水を伴う副鼻腔炎(蓄膿症)や慢性鼻炎などに用いられる漢方薬です。鼻やのどに炎症を繰り返しやすい方や、膿のような粘り気のある鼻水が続く場合にも使用されます。
このような方におすすめ:
- 慢性的な鼻づまりや鼻水が続いている
- 副鼻腔炎(蓄膿症)と診断されたことがある
- 黄色く粘り気のある鼻水が出ることが多い
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小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)|副鼻腔炎やのどの炎症を伴う鼻水に
小柴胡湯加桔梗石膏は、のどの痛みや炎症を伴う風邪、副鼻腔炎などで鼻水が続く場合に用いられる漢方薬です。
このような方におすすめ:
- のどの痛みを伴う
- 副鼻腔炎が疑われる
- 鼻水が長引いている
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葛根湯(かっこんとう)|風邪のひき始めの鼻水に
葛根湯は、風邪のひき始めに用いられる代表的な漢方薬です。鼻水だけでなく、悪寒や発熱、肩こりなどを伴う初期の風邪症状に適しています。
このような方におすすめ:
- 風邪のひき始め
- 鼻水とともに悪寒や発熱がある
- 首や肩のこわばりがある
※鼻づまりが主体の場合には、「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」が用いられることもあります。
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麻黄湯(まおうとう)|発熱や悪寒を伴う風邪に
麻黄湯は、発熱や悪寒が強い風邪の初期に用いられる漢方薬です。体力が比較的ある方で、鼻水とともに全身症状がある場合に選択されます。
このような方におすすめ:
- 高熱や悪寒がある
- 風邪のひき始め
- 比較的体力がある
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柴朴湯(さいぼくとう)|アレルギー体質による鼻症状に
柴朴湯は、アレルギー体質の方の鼻症状やのどの違和感などに用いられる漢方薬です。鼻炎とあわせて咳や喘息傾向がある場合にも使用されることがあります。
このような方におすすめ:
- アレルギー性鼻炎がある
- 鼻症状とのどの違和感がある
- 咳を伴うことがある
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鼻水に合った漢方薬を選ぶポイント
ここまで紹介した漢方薬を、鼻水の特徴や原因ごとにまとめました。どの漢方薬が自分の症状に合っているか迷った場合は、以下の表を参考にしてください。
| 鼻水の特徴・原因 | おすすめの漢方薬 |
|---|---|
| サラサラした鼻水、くしゃみ、花粉症・アレルギー性鼻炎 | 小青竜湯 |
| 鼻づまり、黄色く粘る鼻水、副鼻腔炎(蓄膿症) | 辛夷清肺湯、荊芥連翹湯、小柴胡湯加桔梗石膏 |
| 風邪のひき始めで鼻水や悪寒、発熱がある | 葛根湯(葛根湯加川芎辛夷)、麻黄湯 |
| アレルギー体質で鼻症状を繰り返す、喘息傾向がある | 柴朴湯 |
漢方薬は、同じ「鼻水」でも症状の特徴や体質によって適した処方が異なります。
市販薬を使用しても改善しない場合や、どの漢方薬を選べばよいかわからない場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
漢方薬を服用するときの注意点
漢方薬は比較的安全性が高いとされていますが、服用方法を誤ると十分な効果が得られなかったり、副作用が現れたりすることがあります。安全に服用するために、次の点に注意しましょう。
- 用法・用量を守って服用する:
医薬品ごとに定められた用法・用量を守って服用しましょう。早く治したいからといって自己判断で服用量や回数を増やすことは避けてください。 - 妊娠中・授乳中は医師や薬剤師に相談する:
妊娠中や授乳中は使用できる漢方薬が限られる場合があります。自己判断で服用せず、事前に医師や薬剤師へ相談しましょう。 - 持病がある方や他の薬を服用している方は相談する:
持病がある方や他の薬を服用している方は、飲み合わせや病状によって注意が必要な場合があります。不安がある場合は医師や薬剤師に相談してから服用しましょう。 - 症状が改善しない場合は漫然と服用を続けない:
数日から1週間程度服用しても症状が改善しない場合や、症状が悪化する場合は、自己判断で服用を続けず医療機関を受診しましょう(出典元※1)。
出典元※1**:** 厚生労働省・日本薬剤師会「知っておきたい薬の知識」
https://www.pmda.go.jp/files/000226365.pdf
このような場合は医療機関を受診しましょう
市販薬や漢方薬は、比較的軽い症状の改善を目的として使用されます。服用しても症状が改善しない場合や悪化する場合は、自己判断で飲み続けず、医療機関を受診しましょう。
特に、次のような症状がある場合は、副鼻腔炎などの感染症や鼻の病気などが隠れている可能性があります。オンライン診療だけでは適切な判断が難しく、対面での診察や検査が必要になることがあります。
- 高熱が続く
- 強い顔面痛や顔の腫れがある
- 血の混じった鼻水が続く
- 鼻づまりや鼻水が片側だけ長く続く
- 症状が改善しない、または悪化している
受診先に迷う場合は、かかりつけ医に相談するほか、救急安心センター事業(#7119)を利用する方法もあります。症状に応じて、医療機関を受診すべきかどうかのアドバイスを受けられます(出典元※2)。
出典元※2**:** 厚生労働省「救急安心センター事業(#7119)」
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/7119.html
オンライン診療で相談する方法もあります
「仕事や家事で受診する時間が取れない」
「どの漢方薬を選べばよいかわからない」
という場合は、オンライン診療を利用する方法もあります。
医師に症状や経過を相談しながら、自分の症状に合った治療法や漢方薬についてアドバイスを受けることができます。
特に、次のような方はオンライン診療が役立つ場合があります。
- 忙しくて医療機関を受診する時間が取れない
- 市販の漢方薬の選び方がわからない
- 症状に合った治療法について医師に相談したい
一方で、高熱や強い痛みを伴う場合や、詳しい診察・検査が必要と考えられる場合は、対面での受診が適しています。症状に応じてオンライン診療と対面診療を使い分けることが大切です。
当院のオンライン診療について
『患者目線のクリニック』では、高血圧や脂質異常症などの慢性疾患の定期受診に加え、花粉症や軽い風邪症状など、医師がオンライン診療で対応可能と判断した症状について相談できます。
鼻水の原因や症状を確認したうえで、必要に応じて治療方針や処方薬について相談することが可能です。
診療時間は年中無休・6時〜24時のため、仕事や家事・育児で忙しい方でも、自宅や職場などから受診できます。来院や待ち時間が不要なため、「通院の時間が取れない」「待ち時間を減らしたい」という方にもおすすめです。
また、全国どこからでも受診でき、処方箋は近隣薬局での受け取り(最短30分)または自宅配送(最短翌日)に対応しています。なお、症状によっては対面診療や検査が必要になる場合もあるため、医師が適切な受診方法をご案内します。
【忙しい方のための、受診ステップ】
- 事前準備:専用アプリ『デジスマ診療』をインストールし、保険証と決済情報を登録
- 診察当日:自宅や外出先など、好きな場所でビデオ通話を待つだけ
- 受取:処方箋発行後、自宅配送または薬局受け取りが選べます
【費用について】
- 診察料:保険適用(自己負担割合に応じる)
- システム利用料:1,000円(税込)
- お支払い:クレジットカード決済のみ
※お薬代および配送料(配送希望時のみ)は別途発生いたします
まとめ
鼻水に効く漢方薬は数多くありますが、サラサラした鼻水なのか、粘り気があるのか、風邪によるものなのか、花粉症やアレルギーによるものなのかなど、原因や症状に応じて適した処方は異なります。
また、市販の漢方薬を服用しても症状が改善しない場合や悪化する場合は、自己判断で飲み続けず、医療機関を受診しましょう。高熱や強い顔面痛、血の混じった鼻水などを伴う場合は、対面での診察や検査が必要になることがあります。
「どの漢方薬を選べばよいかわからない」
「忙しくて受診する時間が取れない」
という方は、オンライン診療で医師に相談することも選択肢の一つです。
症状に合った治療法について相談し、適切な対応につなげましょう。
オンライン診療について
オンライン診療と対面診療の違い
専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを使い、好きな場所で受診することが可能です。処方薬はご自宅へ配送します。
※厚生労働省『令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況』を参照し、中央値を用いた推定平均値。
オンライン診療の流れ
2. 診察前に問診を
Webで回答
予約登録時のメールアドレスへ送信される問診に回答してください。
3. 診察に必要な
アプリをインストール
予約完了メールの案内に沿ってアプリをダウンロードのうえ、クレジットカードやマイナンバーカードなどを登録してください。
※2回目以降はデジスマ診察券アプリからご予約ください。登録済みの情報を引き継ぐことができ、スムーズに予約できます。
予約時間になったら医師と診察
医師からスマホのビデオ通話がかかってきます
※予約時間前までにアプリホーム画面で「チェックイン」が必要です。
お薬の受け取り
どちらかを選択できます
薬剤師による服薬指導後、通常ポスト投函で配送。最短翌日受け取りも!
(※さらに23区内は16時までの服薬指導+890円で「当日到着便」をご利用可能です)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬の受け取りが可能です。
診察に必要なもの
- 診察時に必要なデジスマアプリをインストールしたスマホ
- クレジットカード(VISA / JCB / Mastercard ※Apple Pay・Google Payを利用した登録も可)
- マイナンバーカード(マイナ保険証)、または資格確認書
- (お持ちの方) 医療証、お薬手帳、検査結果など
オンライン診療の料金
大きく変わりません
(例)3割負担の場合の料金
診察料
初診 1,000円 前後
再診 500円 前後
お薬代
(対面診療時と同じ)
※オンライン診療のシステム利用料として、別途1,000円をいただきます。
※心療内科と婦人科はシステム利用料が異なります。
(心療内科 初診2,000円・再診3,000円、婦人科 初診1,000円・再診1,500円)
※医療証も利用可能です。(東京都以外は各自治体で後日精算が必要)
夜間・早朝等加算について
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診療報酬点数の算定基準に基づき、
下記の時間帯に診療を受けられる方に関して初診料及び再診料に加えて、
夜間早朝等加算をいただいております。
平日 6~8時・18~22時 / 土曜日 6~8時・12~22時
/日曜日・祝日 6~22時
3割負担の方は150円、1割負担の方は50円多くいただくことになります。
上記時間帯を指定して予約を取られた方も加算の対象となりますので、あらかじめご承ください。
自己負担額
・1割負担の方 50円
・2割負担の方 100円
・3割負担の方 150円
一般オンライン診療
風邪|咳|のどの痛み|片頭痛(偏頭痛)|花粉症・アレルギー性鼻炎|高血圧|痛風(高尿酸血症)|糖尿病|脂質異常症|生活習慣病|胃痛|逆流性食道炎|便秘|下痢|貧血|新型コロナウイルス後遺症 など
インフルエンザ|新型コロナウイルス感染症 など
湿疹|かゆみ|乾燥肌|発疹|皮膚炎|蕁麻疹|酒さ|ニキビ・吹き出物|ヘルペス|アトピー|多汗症|あせも|汗疱|乾癬|帯状疱疹|口内炎|虫刺され|水虫・白癬(検査済みの方)|血管性浮腫|ひょう疽|円形脱毛症(AGA除く)など
アレルギー科
蕁麻疹|喘息|鼻炎|結膜炎|目の充血|花粉症 など
尿漏れ|頻尿|排尿困難|蛋白尿|尿糖|腎盂腎炎|膀胱炎|前立腺炎|尿路結石 など
片頭痛(偏頭痛)|緊張型頭痛|ストレスによる慢性頭痛 など
ストレスに伴う身体症状(食欲不振、下痢、倦怠感) など
不眠 など
つかれ、倦怠感、食欲低下、冷え、めまい、肩こり、腰痛、イライラ・不安などの慢性的な不調|かぜ症状、咳・たん、鼻炎、湿疹 などで漢方をご希望の方
風邪|鼻炎|便秘|下痢|発疹|アトピー など
その他
ドライアイ・麦粒腫(ものもらい)・結膜炎などの眼の症状|腰痛・関節痛・神経痛(※6ヶ月以内の処方歴が確認できるお薬手帳提出可能な方のみ)など
※治療・処方に対して検査が必要になる場合は対面診療をお願いすることがあります。
クリニック紹介
白月 遼(代表理事)
- 旭川医科大学 卒業
- 資格:医師、日本外科学会専門医、日本小児学会専門医、がん治療認定医、日医認定産業医
東京 虎ノ門・新橋で対面診療も受診可能
詳しくはこちら
よくある質問
Q オンライン診療に必要なものは何ですか? keyboard_arrow_down
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受診時に「配送」または「ご希望の薬局で対面での受け取り」のどちらかを選択いただきます。「配送」の場合、オンラインで薬局の服薬指導を受けていただき、薬をお届けします。「ご希望の薬局で対面での受け取り」の場合、当院から該当の調剤薬局へ処方箋を送りますので、直接薬局に行き服薬指導を受け、薬を受け取ります。
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